古田敦也さん、前田智徳さん稲葉篤紀さんお三方とともにお送りしてまいります。 この3戦目から戦いの舞台は日本ハムファイターズの本拠地札幌ドームへと移ってきました。 まずは第1戦日本ハムの先発は大谷翔平でした。 この試合そのあとは大谷のストレートを捉えた松山、エルドレッドのホームランもあり5対1。 これ、ただ前田さん田中のスライディングもうまかったですけどね。 やはり、リプレー検証で判定が変わるぐらいのすばらしいスライディングでしたね。
ちょっと調子を崩して自信を失いかけたところがあったんですけど最後のクライマックスのときなんかは非常にいいピッチングしましたし少しずつ自信を取り戻しているのかなと思いますね。 ただ、シーズン最後9月22日ソフトバンク戦で勝ち星を挙げてクライマックスシリーズでもいいピッチングをしたということになります。 その中でシーズン最後、勝利そしてクライマックスシリーズでもソフトバンクを相手に7回1失点のピッチングがありました。
当然、データはカットボールを中心というのがあると思うので今日は、初回からかなりインサイドを今シーズンその投球体制という意味でも規定投球回数に達しました。 前田さん、改めて伺いますが今、黒田投手のマウンドをご覧になりながらどんなお気持ちでしょうか?やはりすばらしい野球人生といいますか彼にしかできないキャリアだと思うんですけどそして、メジャーリーグへ行ってあれだけの対応力ですよね。 クライマックスシリーズではいいバッティングを見せていたんですがここはうまく拾ってライト前です。
先制点をとったのは北海道日本ハムファイターズ黒田から1点をまず1回の裏に取りました。 アウトコースワンバウンドになりました。 アウトコースのスライダーが外れて2ストライクになります。 このエルドレッド、松山で下位打線が非常にタイミングがうまくとれていますので。 これ、古田さん有原にとってみますと6番にエルドレッドがいて7番に松山がいるというこの打線ですが。 どちらかというと今のも鈴木に対してアウトコースを狙ったところが逆球、真ん中高めにちょっと集まっているので本人は不安だと思いますよ。
広島での2試合スタメン4番を務めた松山がネクストバッターズサークル。 今シーズンは怪我がありましてほえたエルドレッド試合をひっくり返しました。 エルドレッド。 これ、ですから、エルドレッドがあのバッティングでライトスタンドへ持っていくというね。 エルドレッドの中では1回この日本シリーズでは初めて先制した日本ハムだったんですが2回、広島カープがエルドレッドのツーラン。 これでエルドレッドが3戦連発ということになりました。
今のも、たぶんフロントドアを意識してるんですけど逆にインコースにカットを投げられてファウルが精いっぱいなんですよね。 フロントドアというのはインコースからストライクゾーンに曲がっていくボールですよね。 3ボール2ストライクフルカウントまでは持っていきました。 黒田で言いますと今年の7月23日広島、マツダスタジアムでの阪神戦で日米通算200勝というのも日本シリーズ、ここまで2連勝今日、勝てば一気に日本一、王手がかかる広島カープ。
ただ、ピッチャーはどこかでストライクもちろん投げないといけないのでまだまだカウントを常に悪くして追い込まれている感じですね。 プレッシャーもありますしただ、こうやって球数を投げている間に普通のピッチャー特に先発ピッチャーは立ち上がりが良くなくてもどんどん尻上がりに良くなっていくピッチャーたくさんいますからこのあとどんどん良くなることに期待したいなと思いますね。 栗山監督も試合前有原に対してはシーズン中苦しい時期もあったけど大事なところで踏ん張ってくれた。
ランナーがスタートをするので様子を見ようというそういう気持ちはないですからね。 バッターはランナーに関係なく基本的にはストレートの速い球を狙って打つということになるのでね。 2アウト、ランナー2塁と変わりました。 これで2アウト、ランナー2塁スコアリングポジションにランナーを進めるという形になりました。 一気にピンチになりますのでカウントは悪いですしストライクを簡単にとるわけにもいきませんし。 2アウト、ランナーが3塁2塁になりました。 今シーズンはこの1塁ランナーのスタートライト、有原の勝負。
この回の先頭バッター鈴木誠也がバッターボックスです。 シーズンで今年非常に大活躍してくれたので昨年にないプラスアルファというか攻撃するほうではたくさんの新しい外国人が加わったり昨年、調子が悪かった選手が非常に奮起したというのもあってすべてがかみ合ったシーズンになったんですね。
ですから、バッテリー間バッターとの勝負の中でいかにピッチャー、キャッチャー先手をとっていけるか。 ある程度日本シリーズ始まる前にはミーティングをしたりして自分のところのピッチャーとの兼ね合いでこう攻めていこうかとかこっちのほうが確実なんじゃないかとかみんなで考えたりするんですけどその辺りがまだ明確じゃないというか打たれ方が非常に似た形でずっと打たれているのでね。 この回の攻撃前ベンチの前では日本ハムファイターズの選手たち円陣を組む姿がありました。
岡に対しては初球アウトコースのスライダーで入りました。 最初に三振したのもインコース、シュートで全然タイミングが合わずにツーシームで空振りをとられていますからね。 そして、アウトコースで追い込みます。 古田さんここはバッテリーの考えはどのような考えになっているんですか?これはそのときによってまた感覚も違うんですけどファーストゴロ。 古田さんそうなるとアウトコースのボール中心ということにはなってくるんですか?アウトコース中心になると思います。
3ボール2ストライクフルカウントになります。 結果的には大谷がノーアウト、ランナー2塁でいきなりのツーベースヒットでチャンスを作ったのですがそれを得点につなげることはできませんでした日本ハムファイターズ。 ノーアウトランナーが1塁です。
ここはランナーの安部は足が速いのでもちろん単独スチールもありますしエンドランもあるし色々とサインを出したくなるコンビですよね。 今もバント失敗そして、ショートライナーとラッキーがあるのでね。 試合ってこういうふうにピンチというかなんとか流れを変えていきたい日本ハムファイターズ。 ランナーをスコアリングポジションに進めてあとは9番、1番としっかり上位につないでいきたいですよね。
バッターボックスには今日、9番に入りました中島卓也が向かっていきます。 2アウト、ランナー2塁と局面が変わってバッターボックス1番に戻って西川遥輝です。 北海道日本ハムファイターズ対広島東洋カープの1戦。 大西さん今日は3塁側のカメラマン席から見ているんですけれども正面が1塁側の内野席で札幌ドームなんですが1塁側、放送席から見てもわかると思うんですけど結構赤いんですよね。
ライトスタンドいつものように交互に立ち上がりながらの大きな声での応援が続きます。 エルドレッドです。 ランナーを出してそのエルドレッドにつなげるか鈴木。 一方、ここで切れるかファイターズ、有原。 これでチャンスを作って次、エルドレッドがガツンと行くということになったので。 これ、稲葉さんファイターズバッテリーとしてはある程度、次の松山であったりその先のバッターというところも見越しながらの勝負ということですか。 エルドレッドは打ってきてファウルになりました。
黒田が失った1点というのはこの近藤がヒットで出てランナー3塁2塁となって中田翔のショートゴロの間に1点が入ったというシーンでした。 その形だけにはさせたくないのがマウンド上の黒田。 前田さんからもこの打球方向というのは変化球を緩いボールを打つ打球方向では稲葉さん、この勝負はご覧になっていかがでしたでしょう?たぶんフォークボールですかね。 やっぱり大谷選手はフォークボールがちょっと今、場内には黒田の手当てを行うためしばらくお待ちくださいというアナウンスがありました。
最後までこのマウンド上ファンに戦う姿をチームメートに戦う姿を見せました。 黒田博樹がマウンドを降りる。 札幌ドーム全体からカープファンもファイターズファンも関係ない野球ファンみんなから拍手が送られます!プロ入り通算20年日米で積み重ねた203つの勝ち星。 最後の日本シリーズこの第3戦の先発マウンド。 マウンドを降りる黒田に対してファンは万雷の拍手を送りました。 古田さん最後、黒田投手もなんとか、あと1人行けるかということでマウンドまで戻ってくる姿もありました。
ただ、今村投手は角度があって結構軽く投げているように見えてスピードがあるのでバッターとしては前田さん、菊池の守備力本当に大きな力になりますよね。 栗山監督にとってみればある意味、先発がなんとか粘って試合を作ってそして、少ない点をとっていってロースコアで勝つというゲーム展開には持ち込んでいっているはずなのであとは残っている代打陣というか選手でなんとか1点、2点もぎとろうという感じですね。 2アウトからフォアボールを選んだ田中賢介が1塁塁上。
2アウトランナーが2塁になりました。 古田さん、この2アウトからフォアボールで何か球場の空気も少しずつ変わってきているようなそんな印象もあるんですがいかがですか?結果的にはミスになりましたけど広島バッテリーが隙がないというか結果はしょうがない部分があるのでね。 治療を行ってもう一度、マウンドに戻ってきてなんとか投げられるかというところ本人も確かめたんですがやはりこれ以上は無理ということで6回途中でマウンドを降りるということになりました。 そして、先ほど7回2アウトランナー2塁。
古田さん、左バッターは宮西かなり打つのは難しいという部分はありますが右バッターはどうなんでしょうか?左バッターよりは打ちやすいと思うんですが右バッターにしても左のサイドハンドのピッチャーってあまりいないのでこの腕の出どころのピッチャーの球質といいますかあまり普段のレギュラーシーズンからあまりないので打ちづらいんですよね。 稲葉さんファイターズのチームにとってブルペンの宮西の存在感今シーズンの働きいかがでしたか?当然、大事な場面で抑えてきたんですけれども投手陣の中でも色んなことを言えるんですよね。
ですからカープとしてはこれで8回、ジャクソン9回、中崎という形に当然なっていくかと思うのですが稲葉さんファイターズとしてはそれを崩していかなければいけません。 その粘りに関してなんですがベンチにいる城石バッティングコーチが話していたんですがなかなか攻略できない難しい展開のときにこそ粘りあとのバッター更には打線全体にいい影響を与えてくれるんだと話しています。 ですからこの中島の粘りというのがファイターズ、逆転へその突破口切り開けるかどうか。 ですから、中島が出ればランナーを置いて上位打線に回っていく。
これは監督が決めることといいますかこれはチームとして決めることなので結果がどう転んでもこっちのほうが確率高いと思って広島サイド、緒方監督は決断しているわけなので結果はどうなるかそれを覆す中田君のバッティングが見れるかと。 大西さんファイナルステージの第2戦でもホークスが同じように大谷翔平を敬遠したときがあったんですがそのときには、中田翔がタイムリーヒットを打ちました。
中田の1打でファイターズが逆転。 ファイターズが8回の裏に逆転。 ファイターズはこの回からセンターに陽岱鋼が守備に入っています。 稲葉さん、今、守護神を務めたマーティンがいないという状況の中で1点差、9回栗山監督、この谷元をマウンドに送り出しました。 1点を争う好ゲームの中逆転したファイターズ9回の表。 そして、ファイターズファンから谷元の背中を押す拍手が湧き上がります。 ファイターズの内野は前進守備。 この回からファイターズはセンターに陽岱鋼が入っています。
3ボール1ストライクになります。 カーブでここでストライクをとってきました。 同点!カープ、追いついた!9回、2アウトから安部のライト前タイムリー!3対3、追いつきました!一気に沸き立つ1塁側カープベンチ。 1つ、ストライクをとります。 3ボール1ストライク。 しかし、9回の表カープは2アウトから安部の同点タイムリー。 9回の表、谷元をマウンドに上げ逃げ切りを図ったファイターズ。 8番、サードでスタメン起用の安部が今日2安打同点タイムリーも放ちました。