まずですね朝8時に起きて朝ドラを見てそのあとワイドショー各チャンネルを回してみてそのあとちょっと仕事をして基本的に夜ですね。 吉田さんは2010年から『週刊新潮』で「TVふうーん録」というコラムを連載辛口で好き嫌いがはっきりとした評論が一冊の本にもまとめられています吉田流テレビ評論の極意とは?この『週刊新潮』の連載を始めるきっかけはなんだったんですか?『週刊新潮』に素人の中年女性の目線が足りないっていう事でちょっとやってみないかっていう事で声をかけて頂いたんですね。
だから世間では視聴率を取っている番組高視聴率の番組だから書くっていうのは全くなくてむしろ視聴率関係なく私の中の視聴率…私の中で視聴したいものっていうので選んでいます。 まずは『相棒』と『科捜研の女』という事件ものなんですがこれについてはいかがでしょう?人気シリーズでねかなり長くやっていますし支持を受けてるっていうのはですねなんとなくドラマを見たなという満足感は高いというところで老若男女に人気があるんじゃないかな…支持されているんじゃないかなとは思います。
ファンというとおこがましいんですが『タクシードライバーの推理日誌』とか温泉地で事件があって崖で犯人が独白するといったような『温泉大作戦』とかっていうね。 必ずエンディングになるとあの崖の上で犯人が告白したりして事件が最後に解決するというあの予定調和のパターン。
今度逆にですね吉田さんがドラマを見ている視聴者にとって…視聴者がこういう見方をしたらもっともっとドラマが楽しく見られるんではないか?っていうその方法見方みたいなものっていうのは何か提示されませんか?ひとつ言えるのはやっぱり脇役に目を配るというところですよね。 主役とか物語のメインストリームではなくて画面の端っこでちょっと見切れてるような役者さんだったりあと舞台の小道具だったりその辺で自分のポイントを見つけるとそれを連ドラで追っていくと実はアナザーストーリーが出来ていたみたいな部分もあったりするわけですよ。