マイナビABCチャンピオンシップ2016 最終日

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この番組のまとめ

秋のビッグトーナメント、マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントは片山選手が2番でいきなり、このショットでギャラリーを沸かせてくれました。 勢いに乗って、観客の拍手に応えたという片山晋呉です。 迎えた3番、プロ初優勝を目指す小林伸太郎も、しっかりと自分をキープして戦っていますね。 まずは片山晋呉の13番、ティーショットです。 しっかりとフェアウェイをとらえたという最終組の片山晋呉。 プロ初優勝を目指すという小林伸太郎です。

今大会優勝経験者、井上信がごらんのように首位とは4打差です。 秀道さん、小林、香妻といった、プロ初優勝を目指す選手の中で、まあこのサンデーバックナインを最もよく知る男ですよね。 片山選手を倒すことになれば、初優勝以上に大きなものをつかむことになりますので。 まずは香妻陣一朗のセカンドショットです。 川岸さん、この小林、飛距離も出ます、初優勝を目指すプレーヤーの1人なんですが、小林はどんなふうに見えていますか。

秀道さん、4日間通じてということではあるんですけれども、秀道さんが演出してきたこの戦い、最終日のピンポジションというのは、どういうイメージでつくられたんですか。 これも左のOBに行っちゃいそうなのが、15番のセカンドショット。 最近は、このシードから陥落しまして、下部ツアーのチャレンジツアーを主戦場としている、井上が、今大会、大きなチャンス。 でも、ジュニア時代であったり、アマチュアのタイトルを取ったという意味では、川岸さんも取ってきてプロ入りですから、川岸さんはどうだったんですか、そのときの心境は。

マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントは、大会4日目、ファイナルラウンドです。 マイナビABCチャンピオンシップ。 舞台は兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部です。 その初優勝は1995年に、ここABCゴルフ倶楽部で手にし、ニューヒーロー誕生と注目を浴びました。 そんな思い入れのある、ここABCゴルフ倶楽部、今大会はコースセッティングアドバイザーとして、大会運営にも携わっていただいています。

本大会の特別協賛社「株式会社マイナビ」は進学、就職、転職、住まい、結婚など人生の転機をサポートし、全ての人たちの成長と成功のきっかけを幅広く提供する情報サービスカンパニーです。 各選手、やはり苦しむのはこのABCのグリーン上なんですが、今大会、田中秀道さんがコースセッティングアドバイザーとして、ピンポジションを決めています。

ツアー初優勝を目指す小林伸太郎。 最高のプレゼントをしたいという話をしていた小林伸太郎。 フェアウェイキープできれば、ツーオンのチャンスがあるというパー5、フェアウェイをキープできればいいんですけど、バンカーもきいてますし、こちらに入ると、ツーオンを狙えないですから、フェアウェイをキープして、ここから、左ドッグレッグになります。

マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント、大会は4日目に入っています。 いよいよ終盤戦というところになってきているんですが、秀道さん、いろんな選手に聞いてみても、ABCゴルフ倶楽部、本当に最後まで2ストローク差、3ストローク差、本当にわからないって、みんな口をそろえて言うんですよね。 この2人はしっかりとフェアウェイをキャッチして、セカンドショットに向かっていきます。

この最終組、小林伸太郎。 この片山追撃に向けて、イーグルチャンこの頂上にかけ上がったという井上のパットはわずかに外れました。 池田勇太、パーパット。 2位の小林伸太郎とは2ストローク差。 この15番、イーグルチャンスにつけています。 ただ、きょう井上選手、非常にティーショット安定していますね。 金谷さんもチャレンジツアーも、よく取材をされていると思いますが、一度苦しい思いをして、シード権を手放し、またチャレンジからはい上がる、これ簡単なことじゃないですよね。

ただ、ごらんのようにロングアイアンであったり、ユーティリティーであったり、そういうクラブでどこまでボールを上げられるかというのを見たいと思って、切ってみたんですけど。 まずは香妻陣一朗、ティーショット。 香妻選手を見た後にということで5番アイアンになったんですかね。 香妻選手は4番アイアンで奥まで行きましたから。 決勝ラウンド2日間、ここ16番ホールで株式会社ACNよりかけられていたホールインワン賞の該当者はいませんでした。

これぐらいは寄るというようなラインではありましたけれども、ここで優勝争いをさせていただいて、本当に怖いもの知らずという気持ちで、全部全てが楽しいなと思いながらやっていたので、そういう気持ちで、苦しいのも楽しいというそういう部分があれば最高ですね。 ちょうどマウンドとマウンドの間で、片山晋呉のバーディートライ。 セカンドショットが池に飲み込まれましたが、秀道さんは、あのジャッジ、あのチャレンジを非常に評価されていましたね。 その歓声に帽子を取って応えた片山晋呉。

フェアウェイキープ、非常に大事です。 かなり右の狭いエリアに切っていますから、しっかりフェアウェイキープしていかないと、すぐにボギーになりやすいですね。 ホールがセカンドから左ドッグレッグに見えるんですけど、ティーグラウンドが少し右のバンカーのほうに向いているような角度が少し入るんですね。 ドライバーじゃなくても、飛距離的には十分、スプーンでもよかったと思うんですけれども、多分プランがドライバーだセカンドの距離を残してでもフェアウェイキープという。 17番セカンドショットを打っていきます。

もちろんパーセービングパットを沈めて、最終18番、向かっていくというこの片山です。 ミスショットというよりは。 優勝経験がないとは言え、最終日、2打差で立つのと1打差とは違うのはわかっているでしょうからね。 パーセービングパット。 すばらしいセカンドショット打ってきましたけれども。 本当に各選手にうかがいますと、2打差のABCの18番は、正直怖いですと。 さあ、ABCといえば、何といっても最終18番。 優勝する、バーディー、イーグルを取るのは、フェアウェイキープは絶対です。

正面から日差しを受けて、香妻陣一朗、18番のティーショット。 ちょっとミスショットだったようです。 でも川岸さん、この18番というのは、ティーショット、フェアウェイ、キャリーで300の木に当たってますからね。 2ストローク差を追いかけて、勝負をかけたティーショット、フェアウェイ真ん中を捉えています。 何か秀道さん、より1つ、片山選手のスイッチを押したような感じですね。 しっかりフェアウェイを捉えました。 先にぴったり来ると、大分変わってきますね、片山選手の動きが。

イーグルチャンスにつけている小林伸太郎。 変わらずゆったりとしたスイングリズムで、初優勝を目指す小林がイーグルチャンスにつけています。 この片山晋呉が小林と同じようなところにボールをつけています。 イーグルトライの小林、バーディートライの片山。 小林は次がイーグルトライになります。 誰よりも勝利を知る男、片山晋呉。 そしてあと一歩及ばなかった小林伸太郎。 勝ったのは片山晋呉です。 私、片山晋呉、43歳、B型、優勝しました。