早くも大統領モードに?激しい中傷合戦が繰り広げられた大統領選を経て分断されたアメリカは一枚岩になれるのか。 トランプ次期大統領の手腕はいかに。 一方のヒラリー・クリントン氏は232人と1人だけトランプが大統領になるだろうと言っていました。 大統領になればこれまで言っていたようなことを安倍総理さっそく電話でトランプさんにお祝いの言葉を述べたということですね。 安倍総理大臣はアメリカ大統領選で勝利した電話会談は今朝8時ごろから10分あまりにわたって行われました。
クリントン氏が優勢と伝わると円安・株高にトランプ氏が巻き返せば円高・株安に振れた。 こうした中、一夜明けて現地・ニューヨークで大統領選挙に敗れたクリントン氏が会見を行った。 スタジオには国際情勢に詳しい早稲田大学大学院政治学研究科客員教授の春名幹男さんそして、アメリカ大統領選を今回含め7回取材している国際ジャーナリスト堀田佳男さんにお越しいただきました。
テレビ局は視聴率が出るから結果としてトランプタワーにこもりまして表に出てこなかったんですが実はトランプタワーが事実上ホワイトハウス化しまして今日はトランプ外交をすでにスタートさせていたことがわかりました。 一部の韓国メディアが娘のイバンカさんが駐日大使になるのではないかと報じましてもし、それが本当ならイバンカさんはマニアックな人気がありますから反トランプ感情を抑えて更にアメリカの思いを日本に通していこうという戦略なんだと思います。
続いては、トランプ氏が国境に壁を造るとしていたメキシコとの国境近くの街サンディエゴには西尾記者がいます。 このサンディエゴには100万人以上のヒスパニック系の住民が暮らしていますが移民排斥を訴えるトランプ氏の勝利に衝撃が広がっているんです。 また、トランプ氏はきのうの勝利演説でメキシコとの国境の壁の建設についてあえて、触れておらず今後、どのような具体的な行動に出るのか注意深く見守っているという状況です。
マスコミの問題というかさっき、指摘されたことで言えばそういうことはわかっていながらなかなか報道しなかったのかそこまで読み切れなかったかというのはどうなんですかね?アメリカの東海岸例えばニューヨーク・タイムズのようなリベラル系の活字のポリティカルコレクトネスで正しいことこうあるべき論っていうのを大手メディアは書きますからそういうものを超えたところに白人の自分たちがアイデンティティーの危機を感じたブルーカラーの白人層がそんなことを言っている場合じゃないという特にオバマさんの8年間イエス・ウィー・キャンと言って
スピーチライターが大統領としてふさわしい言説をトランプさんに言わせたと。 やっぱり私を支持しなかった人たちごく少数だがと彼は言っていますが本当に脅威を感じているときはごく少数とか敵のことを過小評価したような今後の世界情勢トランプ氏勝利に対する各国の反応は。 果たして次期アメリカ大統領となるトランプ氏と世界はどのように向き合っていくのか。 電話会談は日本側からの申し入れで行われトランプ氏はニューヨークのトランプタワーにある姿勢が示されました。
また在日アメリカ軍の駐留経費の問題についても、外務省幹部はトランプ氏はビジネスマンだから最後は損得勘定で動くはずだ日本に基地を置くことがアメリカにとっての戦略的な意味合いが高いことはわかるはずだと述べていてその認識のすり合わせをできるだけ早く行っていくことにしています。
例えばブッシュ大統領が2000年に誕生したときにそのときにかなりブッシュさんという人の資質に疑問を持ったのですが息子さんのほうですが国務省のペンタゴン各省庁から補佐官非常に頭のいい人たちがホワイトハウスに入って大統領にグリーフィングをしてかなり選択肢を与えて誘導ではないですが教えていくわけですね。
実際にトランプ氏の政策がアメリカ経済にはプラスでも日本経済にとってプラスかどうかはわかりません。 そして、移民の方の経済活動がいなくなると話だったんですけれど堀田さんは、このトランプさんの経済への影響をどういうふうに考えますか?きのう今日の動きはまだ、実体経済が動いていないので本当に期待値だと思うんですね。
保護主義になったときに戦後、アメリカがリードしてきた自由貿易とか国際協調体制ここがガタガタになっていくと結果的にアメリカ経済もうまくいかないと思うんですね。 やはり、保護主義的な法案を出すというようなこともあるかもしれないですけれどただ、日本と違ってアメリカの議会は党議拘束がないんですよ。
インタビューの中で我々、日本を核保有国にするのかという質問に対して日本や韓国が適切にアメリカを次に安全保障なんですが堀田さん、これも国防省なりのブリーフィング、説明を聞けばある程度、きちっと乗っかると。 選挙中のトランプさんの発言を聞くとこれを全部反故にしかねないことですよね。 日米安全保障条約というのがあってこれこれこういう形で両国は、ここまで来ていますと。 こういうことの影響というのは今後、可能性としてはどうなんでしょう?安全保障というのは空気みたいなものだと思うんですよ。
アメリカをはじめ世界中に激震が走る中新大統領の座を勝ち取ったトランプ氏が早くも始動しました。 トランプ氏は安倍総理大臣やメキシコの大統領など各国の首脳と相次いで電話会談をしてトランプ外交をスタートさせています。 アメリカ最大の移民を抱えるここカリフォルニア州は一方、トランプ氏はきのうの勝利演説で国境の壁の建設について持論を封印しましたが大統領就任が現実的となった今どのように政策を具体化していくのか。
政府・与党はアメリカ大統領選挙より前の衆議院通過を目指しましたが自民党議員のパーティーで山本農水大臣の失言が採決を強行して以来本会議での採決ができなかった与党側は、このあと午後1時から本会議を開き法案を通過させる方針です。 先ほど、野党4党は本会議が開かれる前に山本農水大臣の不信任案を共同提出することである民進党幹部はトランプ氏の勝利でTPP協定そのものが風前のともしびとなっている中このまま安倍政権が審議を進めれば傷が深くなるだけだとして参議院でも追及していく方針です。