♪~うるさい!ハッ…!隣の女性はもっと地味で痩せてて背の高い人。 隣のカップルの女性?ああ…瀬戸はるかさん?その瀬戸はるかさんって背の高い地味でおとなしそうな女性…ですよね?そうですよ。 ちょっと派手めで小柄な女性ですよ瀬戸はるかさんは。 警視庁特命係の杉下と申します。 派手な彼女のセンスとは思えないとても地味なデザインでした。 右京さんは謎の中年男女の身元をひとつお願いします。 うっ…!あれ?右京さん!冠城くん君夏音さんを見かけませんでしたか?いえ僕は右京さんの交代に来てるだけです。
三ツ門夏音岡山県倉敷市の出身です。 三ツ門夏音さんがこれ以上騒がないように口を封じようとホシが襲った。 という事は捜査一課の推理では三ツ門夏音さん殺害未遂の犯人は隣の部屋の住人のどちらかという事ですか?違うんすか?その場合大本である瀬戸はるかさん殺害の動機はなんでしょう?うーん…痴話喧嘩じゃないですかね?事実そういう声が聞こえてたっていうしその直後に壁にゴンって…。 三ツ門夏音さんには虚言癖がありました。 部長補佐は何年もかけて目立たぬように金を着服しギャンブルや不適切な関係の女性につぎ込んでいました。
サイバーセキュリティ対策本部の母体は刑事部生活安全部それから公安部ですからね。 本物の瀬戸はるかさんは母親に産み逃げされ河合夫婦に子供はおらず…。 河合夫婦と大家の村井も分け前目当てに死体損壊等で協力。 全ての発端は6年前共同墓地計画で出資金を募ったNPO法人ヴェルベーヌの墓友の交流会だったのでしょうねぇ。 その1年後今から2年前部長補佐は逮捕。 しかしながら部長補佐の逮捕を受け怖くなったはるかさんは墓友の皆さんに打ち明けました。
そのうちの1つは入居中のお年寄りが孤独死した事故物件。 その人は今ここにいない瀬戸はるかさんですね?皆さんは彼女を励ましつつも一方でとても悲しい事ですが彼女の死を覚悟し事故物件でずっと空いていたこの部屋に2カ月前から三ツ門夏音さんが入居していたのです。 にもかかわらず2カ月前瀬戸はるかさんが余命宣告を受けた直後夏音さんの入居が認められた。 村井さんあなたは大家である立場を利用してずっと空いていたこの部屋に出入りし6千万円を使い込んだのではありませんか?うう…違う…違う…。