第70回福岡国際マラソン

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この番組のまとめ

アベラ、2位のマカウとツェガエが通過。 更にその後ろ日本の川内優輝が全体の4番目。 日本人トップ一緒に競り合うメセルが気にするような状況ですからメセル、世界選手権を狙おうという選手も厳しくなってきています。 マカウが今、ツェガエと手でいけいけというような合図を送っているという状況です。 川内との差は手元の時計で恐らく7秒から8秒差。 前を行く日本人トップの川内とは30秒差です。 田上さんから30秒ということは前の川内の背中はしっかり見える状況ですか?川内の背中は小さく見えていますね。

日本人トップの川内優輝とは現在32秒差。 今ドリンクを取って力強い腕の振り、日本人2位黒崎播磨の園田隼が今、懸命に前を追っています。 さすがといいますか驚かされるといいますか川内優輝が期待された以上に走るのが川内優輝ですというそんなふうに話してくれたこともありました。

マカウ、ツェガエまさに今、世界のトップランナーの1人といっていいランナーたち。 ただマカウ選手も余力を残していますのでここでツェガエ選手が引き離すことができるかどうかがポイントになると思います。 エチオピアのイエマネ・ツェガエが37.4kmポイントを過ぎて一気に仕掛けていきました。 ツェガエ選手はいっぱいいっぱいでスパートをしているんですけどマカウ選手は差を保ったまま自分のリズムを崩していないんです。 ですので、このあとツェガエ選手がまたペースを落としたときにマカウ選手が追いついてくる可能性がありますね。

みんなにエントリーをとりやめて来年の世界選手権を最後の挑戦にするならばこの福岡は出場するべきではないと言われましたと苦笑いで話していた川内優輝。 弟の鮮輝さんがロンドンオリンピックの選考会のあのときも後半、瀬古さん猛烈な追い上げを見せましたがジュマ・イカンガーと2003年でしたか最後のラストスパートまさにこのレースもなろうとしているトラック勝負のときは瀬古さんも最後怪我をしていると聞きました。

福岡での最高の瞬間を川内優輝は迎えています。 先頭の世界選手権銀メダリストのツェガエは2時間8分台となりそうです。 70回目の福岡世界選手権、銀メダリストイエマネ・ツェガエ、初優勝。 パトリック・マカウ史上3人目の3連覇の夢は達成できませんでしたが2位フィニッシュ。 川内優輝まもなくフィニッシュです。 来年の世界選手権日本代表の選考基準はこの選考レースで何がなんでも日本人トップ3に入ること、その厳しいコンディションの中で園田隼、27歳。 2時間10分後半でのフィニッシュ。