現場の焼け跡から放火のトリックを見抜くいつものように仕事に向かう塚本洋一さんはこの日途中のスーパーで買い物をする叔母を助手席に乗せていた。 塚本さんは自動車運転過失傷害の容疑者として実況見分に呼ばれた。 ん…?佐伯さんの証言によると停止していた軽トラックの左側を通過しようとしたところいきなり助手席のドアが開いた。 自転車に乗っていた佐伯さんの供述によると…。 しかし今回の事故で佐伯さんは衝突後横に飛んだと供述している。 一体この本当に自転車は衝突したのか?それとも…。
今回の事故保険会社が自殺だと主張する点は2つある。 ラビットジャンプとは…。 実際にラビットジャンプした映像がある。 当初保険会社の見解ではトンネルの入り口の壁に向け真っすぐ突き進みノーブレーキで衝突。 横方向の回転をしながらラビットジャンプ。 車は正面衝突ではなく…そう事故現場にはブレーキ痕がなかった。 ん?つまり山田さんが携帯電話を使用し前方への注意を怠ったために事故が起きた可能性があると読んだのだ。 弁護士の話によると当時この携帯電話の使用履歴の記録は1カ月間しか保管されていなかったのだという。
事故当時携帯を使用していたかどうか履歴からたどる事は出来なかった。 この石橋の鑑定書は裁判所に提出され当初保険会社では自殺として扱われた事故。 上野がこれまで見てきた死体は多額の保険金を掛けた日本人女性が銃撃された殺人事件。 被害者の夫三浦和義に疑いがかけられマスコミが注目する一大事件となった。 殺害時の詳しい状況がこの秘密の暴露に当たりそれが事実である事を証明出来れば…という事。 これらを客観的に証明出来れば田崎の犯行が証明出来る。
この時品川さんには海外渡航のためという理由でさらに品川さんは高田からもう1つ目的があるという事を事前に告げられていた。 落ちた…?亡くなったのは田村弁護士の父田村明雄さん71歳。 明雄さんは突然下半身の異常を訴え地元の病院へと運ばれる。 この窓際に置かれたベッドで入院生活を送る事になった明雄さん。 警察は転落死から1時間半後の午前7時に検視を開始。 転落したっていう事でとりあえず資料を読み込みどんな状況で明雄さんが転落したのかを考える上野。
つまり上野が田村明雄さんの死体と現場の状況から紐を使って起き上がった明雄さんは窓に背を向ける形に少し回転してしまいこの状態でカーテンを閉めようと前屈姿勢から思いっきり体を引いた時にカーテンから手がすっぽ抜けてしまったため外に向かって横方向への加速がついた。 えっ!?しかし検察は店内にガソリンや灯油をまきファンヒーターの前に座布団を積み重ねるなどして点火店に放火したとし松本さんを起訴した。
現場近くで車を運転していた男性がその不審人物の服装は「車道中央付近を緑色ハーフコートを着た男性が北方向に歩いているとの内容」この目撃情報は山崎さんが車道を歩いていたという重大な証拠の1つとなった。 相見親子はすぐに事故車両の鑑定を行った。 長いキャリアを持ち数えきれないほどの車の傷を見てきた忍だからこそ相見親子は山崎さんの父を伴い事故現場へ。 そういう現場の道に残っているもので目撃者は山崎さんが車道を歩いているのを見たと証言している。