よくお顔を見ておいていただいて20年ぐらい経ちますと今大人気の俳優さんに成長なさいましてこんな具合でございましてね若手プリンスにおいでいただきました。 坂東巳之助さん。 ちょっと松也さんからですねお父様は尾上松助さんと仰いまして5歳で初舞台をなさいまして4回目のご出演です。 今日は松也さんに皆さんのキャッチコピーを作ってきていただいたんでそれを…皆さんのことをご紹介しながらそれを一つずつ…。 キャッチコピーを作ってほしいと言われまして。 巳之助君からじゃあ。
みんないつも楽屋で壱太郎君のまねを。 どの程度?どの程度?はい壱太郎です。 ちなみにあなたはお父様は中村鴈治郎さんでいらっしゃるんですけどもおじい様が坂田藤十郎さん。 「ひかえめハンサム」これはどういうことですか?これはですねやはりすごく顔がねハンサムでご両親がものすごい…お父様もとてもハンサムですしお母様もお奇麗で。 顔ハンサムなんですけど決してそこをですねひけらかしていなくてですねすごく…。
大叔父様が私たちが知ってる萬屋錦之介さんです。 あなたはとても珍しいことに写真集をお出しになっていらして。 で隼人さんはね私がその写真集見て「これとこれがいいんじゃないの」って言ったのをちょっと選んでみました。 左近少将という光源氏みたいな役どころなんですけども。 色々伺うんですけどもお鼻が高いからじゃあ隼人さんがいいかっていうと隼人さんは隼人さんでなんか埋めようと…。 ですから公演の合間におそばからおにぎりとかも普通の人の倍以上いつも食べていらっしゃるみたいですよ。
もう浅草といえば揚げまんじゅうで本当揚げまんじゅうをよくいただくので。 松也さんは何を?僕はですねあの…お芝居のものとかっていうのも考えたんですけれども最近…一番最近いただいた自分の中の宝物をちょっとご紹介しようかなと思って。 これ何?これはですねレッド・ホット・チリ・ペッパーズっていうアメリカのバンドがあるんですけれどもそのメンバーの全員の皆さんに直筆サインを書いて…アルバムに直筆サインを書いていただいて上に「tomatsuya」って書いてあるんですよ。 知人の方が楽屋見舞いということで…。
そうでしょ?でも歌舞伎ってそこがやっぱり女形の魅力だと思いますので僕も80まで頑張りたいなと…。 萬屋錦之介さんが映画に行ってからじゃなくて歌舞伎に出ていらっしゃる時私何回も見に行ってたんだけどもあの方が『道成寺』の小坊主やってる時から見てたんですよ。 初日にみんなが上がったりするドキドキするっていうことがあるでしょ?ないってそんなことは。 「全部覚えてなきゃそんな出ちゃいけませんよ歌舞伎なんか」ってすごく仰ってましたよ。 私たちも新しい芝居出る時やっぱりちょっとドキドキしますよね初日なんかやっぱり。
私ずっと探してまだ全然有名じゃないのに「あの人いいな」って言って見ててそのうちにパッと映画へいらっしゃっていなくなっちゃったんで残念だなと思ったらどんどん映画のほうでね有名におなりになったんで。 現在新春浅草歌舞伎もうやっていらっしゃる?はい。 もう本当にあれでしょ?この浅草っていうのは若い俳優さんの登竜門って言われてるぐらい…。 もう本当に長年にわたって若手の花形役者の登竜門という形で毎年浅草でさせていただいてるのが世代交代という形でですね3年前ですかね。