科捜研の女 #9

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この番組のまとめ

であそこからご主人は転落したというんですか?病気によるものかどうかは司法解剖で明らかにします。 遺族が司法解剖に立ち会うなんてそんな事出来ません。 事件性のない死体を解剖しようとしているそうだな?ご遺体には瞳孔散大がありました。 事件性はあるか?捜査や検視で事件性が出ないのに解剖は許可出来ない。 えっ?いいか?日本の警察が扱う死体の中で解剖されるのはせいぜい12パーセント程度だ。 …にもかかわらず京都府だけは異常に解剖率が高い。

まあどっちにしろ事件性はなしって事ですか?でも血液検査の結果病気ではあり得ないほどの低血糖だったら?あっ…事件性が出る。 それが血液検査の結果和田茂さんはかなりの高血糖でした。 それなのに昏睡状態になるほど…まして脳出血を起こすほど高血糖になったとは考えられません。 つまり何者かに高血糖にされたと?病気以外の作用があった事は確実です。 だから散歩中に心筋梗塞を起こすほど高血糖になる可能性は低いはずです。

そして今日に限ってインスリンを忘れ今日に限って彼女は散歩に同行しなかった。 ではなぜ今日に限ってご主人はインスリンを忘れたんでしょう?知りません!大体インスリンを忘れても交番に行けばなんとかなったはずなんです。 インスリン?いや重い糖尿病の人がここを通るんで預かってあげてるんですよね?森お前そんな事してたんか?あかんやろお前こんな事してもしなんかあったらどない責任取るんや?それは君の一存でやっていたのか?いつもここを通る和田さんが心配でつい…。

幸福?被害者は死ぬ直前幸せだったって事?でも…彼はよほど怖い目に遭ったんだろうなあって…。 この川岸の道被害者のいつもの散歩コースですよね。 うち2つの指紋は被害者のものでした。 じゃあやはり被害者のインスリンだったのね。 ねえ自宅から事件現場のお寺に行くまででインスリンを川に落とすとしたらこの辺り?あっそれは無理です。 えー…被害者が死亡時に履いてた靴だった。 説明が足りん!その体液被害者和田さんの血液でした。 そこに被害者の血ってどういう事ですか?だとしたら被害者はお寺の階段より前にここで血を流した。

もしくは被害者に怪我させた人のゲソ痕。 体の正面に損傷が多かった…?転落死の場合人は反射的に守りやすい体の正面をかばいながら落ちるのに。 なんで?エンドルフィンがたくさん出てたんでしょ?それって死んじゃう時に痛いとか怖いって感じてたって事なんでしょ?打たれたからじゃないかもしれない。 暴行の肉体的苦痛や死に直面した心理的恐怖によって心拍や血圧の上昇瞳孔の拡大や筋肉の損傷による心臓への負担。 そしてエンドルフィンの分泌。 被害者の血が付着した被害者のゲソ痕がここから採取された。