遅咲きの演歌歌手と言われた今日のお客様は大阪のご出身ということでもうちゃきちゃきの大阪の方なんでしょ？私わからないけど。 一番上品な河内というところからデビューいたしまして。 お子様はなんともう独立なさいまして定年退職なさったご主人とお二人でお暮らしでいらっしゃいましてそこからお仕事にいらっしゃるんですけど。 別に意識して河内弁を使うわけではありませんけどせやけどやっぱり端々に出ますかね。
でもあなたはご自分だけでなくてファンの足腰も鍛えるのをなんか演歌の柔軟体操みたいなのがあるんですって？『演歌体操』っていうＤＶＤを作ったんです。 それをおもらいになったファンの方の感想はどうです？いつお目にかかってもニコニコしていらっしゃるんですけどお小さい時はなかなかお暮らしが大変で随分狭いところに大人数で住んでいらしたって？はい。
小学校２年生から４年生まで駅売りしててそこからあと小学校を卒業するまで配達やってました。 今度学校が終わったら？はい。 可愛いって言われるからだんだんいつでもニコニコするようになったんかな。 でものど自慢大会に出る衣装なんかもお姉様が探してきてくださった…。
本当にケセラセラってどうにかなるわっていうのがね一番いいんだと思いますよね。 でも父も頑張ってくれてたんでまた兄弟全部一緒に暮らすことができるようになって…。 その間に父が一生懸命頑張ってくれててそれでうどん屋でもしようかっていうことになってみんなが一緒に暮らせるようになりました。 『河内音頭』…櫓でね皆さんご祝儀をくれはるんで結構儲けてましたね。 そこはやっぱり『河内音頭』をやっていらしたの？はい。
でもその浪曲を習ったんだけどそれで歌謡曲のほうにいらっしゃったのはなんかいきさつがあったんですか？たまたま…もう歌のほうではあかんと思うてましたから。 「私浪曲師になろう思うたんですけどせっかくデビューの話いただいたから行っていいですか？」って言ったら「浪曲やめへんねんやったら行っといで」って言ってくれはって。 でも師匠の下で約３年くらい浪曲の勉強をさせてもろうたんでやっぱり私にしかできないもの歌謡曲の中に浪曲を織り込んでっていうのをやってましてね今もずっと。 でも私浪曲ってみんな好きだと思うんで。