「黒柳徹子さん春風亭昇太です」「先日はお世話になりましてありがとうございました」「よく仕事をですね一緒にしたんですけどもまあ古典落語は師匠譲りの本当に繊細な古典落語を喋ることもできる人だしそして創作能力もですね非常に高いんですね」「ですからバランスのとても取れた噺家さんでして」「もし落語ファンで柳家喬太郎を知らないっていう人がいたらそれはもう落語ファンとは言えないんじゃないかなというぐらい本当に注目されている落語家さんです」「僕もファンの一人なんですけどね」「喬太郎君には一つだけ欠点がありまして何かという
「おなかすいたな」って言うと昇太さんが作ってくれるんですって?昔ですね昇太師匠と私と三遊亭白鳥師匠っていう方と林家彦いち師匠4人で「お母さんおなかすいた」って僕らが言うとあの方シュッとなんか仰る時にすごい名言をお吐きになるんですって?例えばプロじゃなくて落語をやっていらっしゃる方々がお好きでいらっしゃって。 この商売やってて日大って言うと芸術学部と思われがちなんですけど私商学部経営学科。
落語なんかお好き?お父様。 いや特に落語に興味があるっていう感じではないですね。 ただまあ学生時代にちょっと学生落語で賞をいただいたりしたこともあったもんですからこの子はしょうがないだろうっていう…。 じゃあたった一人の息子が落語家になりたいっていうことだったんですね。 あの辺のところがどうなるのかなと思うけど普通の言葉で話しちゃって?古典落語はやっぱり古典落語の口調で喋りますけど新作落語をやる時にもどうしてもみんな古典の修業をしてますから例えば社長とアルバイトなんていう噺をしてても…。
うちの子小学生ぐらいだったら感化されたのわかるんですけど今年就職なので。 場所が神保町だったもんですから神保町の噺を作ろうと思って。 じゃあその日の出来心?出来心…。 出来心ですね。 出来心でやっております。 でもお題でもし「徹子の部屋」っていうのが出たらどうなる?そうですね。 「徹子の部屋」で落語を作る。 『徹子の部屋』を見ている人がたぶん主人公になるんじゃないですかね。 『徹子の部屋』を見ていて…例えばそうですね。 『徹子の部屋』を…例えばそうだな。
“壁に耳あり”」って言うとその外国人の女性の方がどこからか障子を持ってきて「障子にメアリー」って言う…。 オチでもそういうダジャレみたいなものだとちょっと笑いは少ないですかね?そうでもない?うまくはまると笑いにつながるんですよ。 これは丸に三つ柏でうちの師匠のさん喬の紋で一門が芸紋にしております。 大師匠の。 大師匠。 あの方大師匠になる?はい。 師匠の師匠ですから。 大変可愛がっていただいてですね私ねお写真一緒に撮ったのがあるんですよ。 ああ元気な頃だ大師匠が。