日本のチカラ

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

広島県と島根県の県境にある人口2万人の小さな町北広島町には60を超える神楽団があります。 その一つ中川戸神楽団はスーパー神楽を初めて舞った神楽団として注目を浴びています。 年に一度の秋祭りに舞う事が出来ない神楽団も出始めあちらこちらで農村の伝統文化の伝承を危ぶむ声が出始めていました。 そこでお隣の島根県で神楽面職人をしていた管沢さんを熱心に口説き落とし北広島町に招きます。 みんながあっと驚くようなものが作りたい!その思いに応えたのが中川戸神楽団でした。 満を持して中川戸神楽団はこの『板蓋宮』で参加します。

するとその人気ぶりを見た他の神楽団も派手な演出を取り入れるところが次第に増えスーパー神楽の存在は町外にも伝わり始めました。 スーパー神楽を舞う神楽団が出演する大会にはそうですね今年は少ないですけど年間最低で15~16回は。 中川戸神楽団の団長も普段は郵便局の局長です。 まあ仕事の時はね一応やっぱり仕事に集中はしますけどやっぱり田舎の郵便局に勤めているのでお客さんは…来られるお客さんも神楽好きな方が多いのでどうしても窓口ではやっぱり神楽の会話にはなりますね。 山王神楽団の増野さんもその一人。

スーパー神楽は衣装や鬼の面を一瞬のうちに着け替えたり舞台装置を駆使した演出が魅力の一つ。 神楽団は160団体ぐらい広島だけでもあるんですがこういう商売をするところが全然ないのでまあ近くに面屋さんなんかもあるけえ話し合いながら始めてから手伝うてもろうて今現在になっとるんですがね。 毎週水曜日の夜広島市内のホールで神楽が開催されています。 今からおよそ30年前全ての神楽団を合わせても年間50回程度でした。