WBC前哨戦台湾との壮行試合解説は、古田敦也さん前田智徳さんです。 古田さん、則本は本当に侍ジャパンの投手陣の中でも柱の存在と言っていいですよね。 先日の土曜日侍ジャパン、宮崎でオープニングマッチとしての練習試合福岡ソフトバンクとの試合が行われました。 そして今日舞台をこの福岡に移して台湾との壮行試合です。 ブルペンとかの調子を見ても則本投手は比較的アジャストできているという話を聞いているので滑ってストライク入らないとかそういう感じではないと思いますね。
台湾リーグというのは非常にボールが古田さん、今日の壮行試合には球数制限というのはありませんが1つ、WBC戦っていくうえでは投球数というのがピッチャー大事になってきますよね。 それに加えて則本君は先発するかもしれないもしくは2番手で投げるかもしれない長いイニングを投げる可能性も十分ありますからね。 前田さん、かなり台湾打線アジャストしていますね。 台湾リーグは120試合制なんですがその中で200本安打達成という。 さあ、台湾最高のバッターが左打席に入りました。
とはいえ、ボールばかり投げていてもしょうがないのでどこかでストライクを投げないといけないので今日の鍵は、やはりインサイドにどれだけ投げられるかですね。 4番のホウ・セイビンセンター前ヒット。 則本投手今日はスライダーというよりはカットボールを使ってみたいと話していたのでいわゆる曲がりが小さいほとんどストレートに近いのでバットには当たりやすいのでね。 カット気味の球なので甘くいっちゃうと同じようなタイミングでWBC開幕を1週間後に控え開幕まで今日を含め残りはあと4試合です。
さあ、ここで侍ジャパン日本が誇る4番バッター横浜DeNA、筒香嘉智を迎えます。 山田選手と坂本選手というのはそして、小久保監督が一番大事と話す筒香のあとこの5番バッターはファイターズの中田翔に託しました。 こういうふうに筒香がタイムリーを打ったりまた、歩かされたりしたあとに回ってくることが多いのでランナーがたまってくることが多いんでね。
則本は、普段シーズンではカットボールというボールスライダーよりも曲がりが小さいストレートに近い変化のボールというのは投げないんですがこのWBCのボールになってこのストレートでバットが下をくぐるというのはこういうシーンがないと前田さん、やっぱり則本は力強い真っすぐというのが魅力そして、ボール軸になってきますよね。
古田さん、今のはいいバッティングでしたね。 そして、ノーアウトランナー2塁という得点のチャンスを迎えています。 松田、ホームイン日本勝ち越し、2対1そして、秋山ヒット内野安打になりました。 ちょっとピッチャーゴロになりかけましたけどただ、こういう粘り強いバッティングをするのが彼の持ち味なので足が速くて。 2アウトランナー1塁となります。 今日は山田がDHバッティングは本当に状態がいいというのは今の打者有利のカウントで先ほどは初球おとといのゲームでは1ボール、2ボール初球ですよね。
古田さん特にキューバですとか南米のチームですとかかなり日本とは違うモーションのピッチャーが多くいますからね。 前田さん、もう本当にあと1週間しかありませんから選手のコンディションというのが最優先されますね。 かつてはソフトバンクでピッチャーとしてプレーもしていました。 このあとの3番バッターオウ・ハクユウが台湾球界最強のバッターです。 台湾としてはそのクリーンアップオウ・ハクユウをチャンスで迎えたい。
2ストライク。 際どいところには行っているんですけどその辺りをストライク、ボールをきっちり投げていかないといけませんね。 今日の試合はありませんが来週から始まるWBC1次ラウンドの球数制限は最大65球です。 外からのスライダーでカウントをとろうと思ったんですけどやはり国際大会のクリーンアップというのは本当にパンチ力がありますからストライクをとってカウントを整えるというよりはスイングをかけてくるのでカウント、ストライク見逃してとろうと思うとちょっと失敗してしまうので。
常に一発狙っているわけじゃなくてそのピッチャーに合わせて打てるのが筒香のいいところなので非常にナイスバッティングでしたね。 セゴビアはアメリカ人のピッチャー。 2015年の世界野球プレミア12アメリカ代表のピッチャーでもあります。 ですから、前田さんこのアメリカのピッチャーやはりボールが動いてくるそういったタイプかもしれないですね。 小久保ジャパンになってからは唯一すべての代表大会で選出されています。 2アウト、ランナーなしで今日、スタメン6番、中日ドラゴンズの平田良介。
今、高めの少し抜けた球ですけどちょっとボール気味でもあの辺は打っていい球なので方向もセンター中心に打っていくのでやはり、こういう姿勢でよくわからないピッチャーなので探り探りと言うとおかしいんですけどボール球には手を出さないと侍ジャパンマウンドには2番手埼玉西武ライオンズの牧田和久が上がりました。 曲がる球というのは体に近付いてきますから左バッターに投げるときはちょっと注意しないと緩い球がインサイドに行っちゃうとこういう結果になってしまうので今のはコントロールミスですね。
この回は8番北海道日本ハムファイターズのキャッチャー大野から始まります。 去年ファイターズを10年ぶりの日本一に導いた正捕手、そして選手会長兼キャプテンです。 この侍ジャパンでも正捕手候補の1人。 この大野、そして今映りました東北楽天ゴールデンイーグルスの嶋更にはジャイアンツの小林と3人のキャッチャーがメンバーに入っています。 前田さん、このイニングのようなこの下位打線からそして、チームの1番、山田はスワローズでは3番更には4番も打つバッターです。
今回のWBC代表には入っていないメンバーなんですがラミゴの選手がそろっているのでもしかすると代表と同じレベルくらい強いチームだなという話は小久保監督もしていましたね。 前田さん、今のバッティングどうでしょう?4割バッターですね。 もう来た球を自然と、ここの甘い球には自然と反応するというバッティング、打撃内容ですよね打撃の質と言いね。
あのコースはある程度、牧田投手はコントロールできていますからあとは、どの投手にしても古田さんがおっしゃったようにインコースへ実戦である程度投げる感覚をつかんでおかないと。 更に先発ピッチャーなどが50球以上投げた場合は中4日。 ですから、古田さんリリーフピッチャーにとっても球数というのは、非常に大事になってくるんですよね。 30球以上投げるとなったらなかなかリリーフピッチャーというよりは例えば、1イニング任せられたピッチャーというのは大体、20球以内では終わると思うので2連投くらいを目安。
3番、坂本、4番、筒香5番、中田日本が誇るクリーンアップ。 外に曲がる球ばかりだったのでそれをマークしてたらインサイドへ来たのでインサイドが元々得意な坂本君でもちょっと対応できなかったですね。 この6回から3人目のピッチャー北海道日本ハムファイターズの増井浩俊が上がります。 日本一に大きく貢献したピッチャーです。 古田さん、ここまでちょっとピッチャー陣ピリッとしませんから1つ、流れを変えてほしいですね。 この辺り増井というピッチャー抑えもできますし短いイニングもそして、長いイニングも投げられますからね。
古田さん今のボールはどう見ますか?非常にストレートで速い球でカウントをとって落ちる球で抑えるという非常にいいんですけれども再三言っているんですけどちょっと誰かがインコースをバンバン投げるようなピッチャーが出てこないと今日もほとんど逆方向に打たれるんですよね。 国際大会になると逆方向にガンガン打ってくるバッターが。 前田さん、本当に台湾の上位打線強力なバッターが並んでいますから本当にWBC本番へ向けても一人ひとり抑えていくのが大切になりますね。
前田さん、世界トップクラスのバッターに対してどう抑えていくかというのが大事になりますよね。 フルカウントになっちゃったんですけど意識するんですけれども今は両方打てるような打ち方をしていましてそれが少し甘くなると逆方向に打たれたりするのでね。 ただ、バッテリーとしては配球を読まれた部分もあってしっかり選ばれたフォアボールになりました。
このようにストライクカウントをとるフォークも投げていきます、増井。 ストライクに入る可能性が多少高くなるスライダーに変わりますかね。 おとといのオープニングマッチソフトバンク戦とそして今日の試合で中継ぎ、抑えの投手にまずは、全員投げさせるということなんですね。 まだ中田翔はファイターズのキャンプも含めて実戦でのヒットというのがありません。 豪快なフルスイングが古田さん、平田今日は攻守でいいプレーを見せていますからね。 ライトではスライディングキャッチ好プレーがありました。
そして、何と言ってもルーキーイヤーから古田さん、この侍ジャパンの投手陣の中でも本当に勝負どころで特に左バッターに対して投げる場面というのが多いでしょうね。 侍ジャパンもはっきり言って、ピッチャーもサバイバルといいますかメンバーが決まっていますけどこの中で誰が出るかというところは競争なのでそういう意味で言うとこういう宮西とかも自分が今はチャンスだと思って気合が入っていると思いますけどね。
それでは前回、4年前のWBCの台湾との激闘を振り返っていきます。 日本と台湾山本浩二監督が率いた第3回大会。 台湾の先発ピッチャーは2006年メジャー最多勝投手王建民。 日本の苦しい展開の中2対2同点の8回3番手、田中将大がピンチを招くと今回の台湾チームのメンバーにも入っていますシュウ・シセイのセンターへのタイムリー。 2点ビハインドの9回2アウトランナー1塁の場面で1塁ランナーの鳥谷が盗塁。 試合は延長戦にもつれ込み台湾はピッチャーが代わりました。
今のスイングからしてかなり3打席内容も悪いですし結果も出ていないのでちょっとある意味、吹っ切れたようなスイングに見えたんですけど結構気持ちが前に出てきましたね。 土曜日に行われたソフトバンクとのオープニングマッチ。 古田さん、菊池は非常に積極的にバットを出していってますよね。 前田さん、この広島カープの菊池このバッティングの状態どう見ていますか?ですからバッティングカウントで守備に菊池の非常に高い評価目が行きますが昨シーズン、セ・リーグで最も多くヒットを打っているバッターでもあります。
ヒットとはならず坂本は険しい表情ではありますがWBC、この世界一奪還は日本野球にとって大きなことだと筒香はそう話します。 日本野球界の未来のために世界一になると話す日本の4番。 自分が子どもの頃侍ジャパンの選手たちの姿を見て憧れたように自分たちもその子どもたちに夢を与えたいと。 それではこのあと反撃が期待される中この侍ジャパン、過去の軌跡第1回WBCの軌跡を見ていきましょう日本対台湾です。 王ジャパンは2次ラウンドでアメリカと対戦しました。
そして、古田さん開幕まで1週間という中でこの前哨戦壮行試合、強化試合からの入り方というのが大事になってきますからね。 ただ、しっかり中田選手も本当にヒット1本が欲しいんでしょうけど国際大会はほとんどが初対戦のピッチャー相手になります。 今のファウルは前のスライダーを空振りしたためにどうしてもそのスライダーを警戒しないといけないので振り遅れてしまうと。 第1打席で今日、左中間へのツーベースを打ちましたソフトバンクホークスの松田宣浩。