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この番組のまとめ

もうスクリーンの中では…正義の味方であったりメディアが社会や文化に与える影響を考える中でアイドルの研究を開始1989年に発表した『アイドル工学』はアイドルをメディア論的に読み解き今やアイドル研究の古典となっていますその後も数多くの著書を発表アイドルという時代の先端を走る社会現象を通してメディアと若者文化を分析してきました稲増先生はなぜアイドルを研究テーマにされたんでしょうか?あの…ずっと若者文化っていうのがテーマでロックだとか音楽だとかそういう事をテーマにしてたんですけど。

80年代社会の成熟とともにCDやテレビゲームなどデジタル技術が生まれアイドルもファンも変容していきますそして松田聖子に代表されるようにアイドル自体がメディア現象となる第2次黄金時代を迎えたのです自分が好きなアイドル…もうそれだけが好きで。 改めてこの第2次アイドル黄金時代の一番の代表といえばやはり松田聖子さん?出た頃はぶりっ子だとかね嘘泣きだとか色々と言われたわけだけど…。 メディアの中の松田聖子っていうものをちゃんと自分でプロデュースしたっていうところがやっぱり今までのアイドルとは違ったとこですね。

90年代前半本当にヒットチャートから女性アイドルがほとんどいなくなってで私は半分冗談ですけどもうアイドルは死滅して伝統芸能になっちゃうんじゃないかと。 の登場アイドルは若者たちの憧れではなく自分自身を投影する対象となっていくのですアイドルが90年代の前半に下火になって女性ファンは男性アイドルを追っかけていたのがSPEEDとか安室奈美恵さんから女性が女性アイドルを応援する。

中国の留学生でアイドルについて研究したいっていう子が来てみんな驚くのはその日本の育成するっていうシステムがこれはすごいなと。 で私はそれこそ30年前40年前にアイドルについてやってきたころ…例えばゼミ生に自分が書いたアイドルの本を「じゃあこれゼミの課題にするからみんな持ってきてね」って言うと「先生アイドルなんて書いてある本を本屋で買うの恥ずかしい」って言うんです。