日本が誇る世界遺産姫路城。 その純白の優美な姿を「白鷺」になぞらえこの美しき名城の技術を熟知した一流職人たちが姫路城を視察しにやって来る!おおっすごいすごい。 姫路城を支える一流職人がドイツの名城へ。 姫路城何度もいらっしゃってると思いますけども…。 日本とドイツの城を支える一流職人が互いの国を訪れる交流視察。 2009年から6年がかりで行った姫路城平成の大修理で…。
再び姫路城の視察に戻ります。 一見無造作にも見えるこの動きそして交流視察。 日本の伝統職人はドイツの名城で美しき壁画と高度な修復技術に出会う!さあ…。 姫路城の白い壁にも生かされた頑丈な漆喰塗りの作業を視察中。 するとドイツの壁画修復職人ロルフさんが鋭い指摘を。 姫路城の方が全然古いんですね。 姫路城は要塞ノイシュバンシュタイン城は住居。 場所的にはミュンヘンのここなのでミュンヘンからまた下にちょっと下がるとこなんで…。 日本で白鷺城の異名を取る姫路城。 こちらはノイシュバンシュタイン城2階の中庭です。
という事で一行はドイツの壁画修復マイスターロルフさんが作業中の現場へ。 このあと重ね塗りされた下に残ったオリジナルの壁画を浮かび上がらせる超絶テクニックを視察!いや~気が遠くなるわこれ!気が遠くなる!さらに姫路城を支える職人たちの歴史。 素朴な疑問ですけども壁画修復の基本作業は汚れを取ってオリジナルの色を保護。 そのため元の壁画を修復するにはまず上書きされた塗料を取り除く必要がありますがオリジナルの絵を削らないよう熟練のテクニックが必要となるのです。
姫路城の大天守3階で見られる大柱の繋ぎ目で発見!実は60年前のこのあとその超高度な技術を現代の名工が忠実再現。 日本では木材と木材を繋げる部品を千切と呼びこれを使うと釘や接着剤もなしに木材同士を繋げる事が出来ます。 実はこの継手技術には日本に昔からある楽器の名前が付いています。 2つの木材をこの形で1つに繋ぐ継手技術には日本の楽器の名前が付いています。 …という事で3つの伝統技術の結晶この継手の名前はかっこいい!本当に!?全ての設置面をピッタリ合わせるのが宮大工の腕の見せどころです。
普段はノイシュバンシュタイン城はなかなか中を…映像で撮る事が出来ない。 天井は天を表してて空洞ですか?この部屋で見られる全ての柱に人工大理石の技術を施しています。 鉄のパイプにマットのようなものを巻きつけてその上から人工大理石をつけています。 一番外側に見えるおよそ1センチの層が人工大理石です。 その当時から人工大理石があったんですか?そうなんです。 このあとドイツ白鳥城の柱にも宿るヨーロッパ400年の伝統技術を視察!日本とは全く異なる手法に姫路城の職人も…。
ノイシュバンシュタイン城の色鮮やかな柱にもこのようなここは城主だったルートヴィヒ2世が特に気に入っていたという部屋。 これ他にも色んな部屋あるんですか?オペラが大好きだったんですねルートヴィヒ2世が。 また外壁を雨風から守り立体的で複雑な形状の懸魚を漆喰で仕上げるには左官の高度な技術を必要とします。 一行は左官職人中田さんの作業場へ。 中塗りで懸魚の形状を際立たせる立体感を表現。 全ての工程を終えるにはおよそ3カ月かかる作業ですが今回は懸魚の美しい立体感を出す重要な工程中塗りをご覧ください。