本日のテーマは「日光東照宮」でございます。 そもそも東照宮とは現在の価値で2000億円とも言われる費用をかけて社殿群を造り上げたのが日光東照宮。 そんな日光東照宮に息づく伝統技術に興味を持ちこのたび来日したのが…。 日光東照宮の修復に携わる漆職人や彩色職人。 栃木県の北西部背後を山々に覆われた地に立つ日光東照宮へ。 日光東照宮は東京ドームとほぼ同じ広さの敷地内に55の建造物がありその中の8棟が国宝に指定されています。
家康公を祭る本殿への入り口陽明門は聖域を守るための魔よけとして豪華な彫刻や彩色を施してあります。 そんな彫刻の中でも一流職人の薦める見どころが。 視察団が気付いたのは門の上部を飾る獅子に見られる陰影によって下から見上げた時に形が際立つ立体感。 という事でその絶妙な陰影を生む彫刻技術を実際に見るため一行は富山県南砺市へ。 日光東照宮陽明門の獅子にも見られる絶妙な陰影を生む彫刻技術をご覧ください。 巻き毛部分を彫る丸型のノミだけでも獅子の彫刻で最も深く彫る必要がある口の部分。
日本でも高級な装飾に用いる事が多く日光東照宮では猿の彫刻だけでなく国宝眠り猫や上神庫という建物に描かれた想像の象にもこの金泥を使用しています。 「職人によるんだ」見取図とは修復を行うにあたりまず劣化した状態を観察して劣化前の状態を復元的に描く図面の事。 これが同じ彫刻の「これ100年前の?」「キレイだね」こちらでは後世の職人に彩色技法を伝承する記録として修復のたびに描く見取図を保存。 昔の見取図を参考にしながら修復のたび職人が一から見取図を描く事で本来の状態へと修正する事も出来るのです。
ゴールデンウィークに行きたい日光東照宮春が旬のイカ現在は日光東照宮で神様が祭られている本殿西側にある欄間彫刻の修復作業を行っています。 するとフランスの修復技術に精通した彩色職人ステファンさんが怪訝な表情に。 それでは日本の伝統職人オススメの見どころでもある立体的な彩色職人による作業をご覧ください。 丹具と呼ばれる朱色の絵具を使って文様の一部を盛り上げて塗り彩色を立体的に仕上げる伝統技術です。
このあと国宝陽明門に更なる高度な伝統技術が使われていた。 日光東照宮今特にここを見てほしいという伝統の職人技が光る見どころ。 そこには日本の宮大工の職人技が光る超精密構造があった。 海外のプロが日光東照宮陽明門で注目したのは豪華な装飾によって巨大になっている屋根を構造的に支える複雑な木組み。 これは日本で組物と呼ぶ屋根のせり出した軒を支える伝統技術です。 日本の神社やお寺などの建築物はまた伝統建築の外観を彩る日光東照宮の陽明門には日本の伝統建築でも珍しい四手先を使用。
なので富山湾では春のこの時期産卵期を迎えたホタルイカが夜間卵を産みに岸辺の海面近くまで上がってきます。 通り道に定置網を仕かける事で産卵用に栄養を蓄えたホタルイカだけを捕獲しているのです。 まずは小船がホタルイカの進入口を塞ぎ…。 ホタルイカは食品としての衛生管理上「うわすごいなあれ」目玉を取ったホタルイカは…。 ホタルイカは傷つきやすいため少しでも食感を損なわないよう丁寧に優しく手作業で加工します。