♪~ウエッ…!死因は?頭部外傷による脳挫傷と思われます。 飼い主の夫婦は死体遺棄容疑で同行しました。 「会社の前のコンビニの防犯カメラにはあなたが出てくるところが映っていました」会社を出たのが22時16分。 警察に電話するわよ!正当防衛が認められる可能性があるんだよ。 妻の私がたとえ正当防衛でも罪に問われたら会社もどうなっちゃうかと思って…。 ではご主人のために嘘をついたとおっしゃるんですね?私大した女じゃないけど小泉正隆の妻です。
この事件そんな泣ける話でしょうか?じゃあどんな話?私はなんらかの現実的な利益のためにあの夫婦は荒唐無稽な嘘をついてると考えます。 小泉夫婦の携帯を解析しました。 妻が夫の浮気調査を依頼していたそうです。 なぜでしょうか?うちへ来る前に勤めていた大阪の探偵事務所で依頼人から訴えられていた事がわかったんです。 調査で知り得た情報を調査対象者に買わないかと持ちかけたとか。 小泉マユミさんの調査でもご主人を恐喝していたっていう可能性はありますかね?わかりません。
それとも…俺の言う事聞くか?やめて!やめて!やめて…!ちょうど表をジョギングしていたイシハラさんが物音を聞いて…。 奥さんどうされました!?誰や?お前!イシハラさん…?110番するぞ!何が110番やコラッ!うわっ…!イシハラさんは私をかばった勢いで誤って罪を…。 この人を知ってますか?「存じません」じゃあイシハラって人はどうでしょう?イシハラ…?「ご存じなんですね?」妻が言ったんですか?お答え出来ません。
「信じてください!イシハラさんは本当にいます!」「疑うなら夫に聞いてください」「私と同じ事を言うはずです」「私…本当は夫を愛してるんです」「だから浮気調査なんて頼んだんです…」言ったじゃない。 「背が高くて…」「確かどこかの証券会社にお勤めでした」「ここにほくろがありました」「イシハラさんは…えっと…背が高くて…証券マンです」「あとは…ここにほくろがありました」2人の供述はほとんど一致していますね。
本証人に無用な緊張または不安を与える事を避け事案の真相を明らかにするために保護または監護の視点からお二人に同席をお願いしました。 奥様はご主人を愛してるから浮気調査をされたっておっしゃってましたよ。 ご主人も一番愛してるのは奥様だって。 いや本当にラブラブ…いやラブラブっていうよりもうラッブラブですよね!いい加減にしてよ!主人が浮気してたの知ってるくせに!黙れ!落ち着けって言ってるだろ。 えっ?現金150万円と1000万円相当の宝飾品ですか。 ご主人横領して1億2000万円もの金をプールしてはるんですね。