パリ出発の2日前まで撮影に参加なさっていらっしゃいまして川端康成原作の『雪国』。 『雪国』に出ていらっしゃいまして人生最後の映画と覚悟して芸者駒子を演じた素敵でしたよ。 18歳でデビューなすって『雪国』はそれでも60本目だったんですって?そんなことってあります?だってね私大学の入学試験をする時に初めての映画に出てくれと…どうしてもこの一本出てくれと言われて父に頼み込んで…堅い家庭でしたから。 あれには大変感謝しなきゃならないけれどもうどこへ行っても真知子さんで通って何となく…。
であの…「1回あなたのように好奇心の強い人は世界を見たら…まずフランスに来てヨーロッパを案内してあげるから世界を見たほうがいい」って言われてちょっと心が動いたんですけど私一人娘ですし色々迷ってたらその時に彼が言ったことは…「卵を割らなければオムレツは作れない」「卵も割らないでオムレツを食べたいということは無理だ」決心と行動が早いんですよ。 本当?山のようにある写真の中からね貸してくださいましたから今日もうふんだんに写真使いますので。
でも奇麗ねお花があってねパリの道って。 お花奇麗なんですこのお家。 言うこともしっかりしてるのに「勉強なんかやりたくない」って言うので「ママも私も勉強しなさいなんて親に言われないで勉強大好きだったのよ」「本当に成績良かったよ」って言ったらねそのまだ16歳だった長男がねじっと私を見てね「時代が違うの」って言ったの。 だから自分が好きなことをやればいいんだ奇麗。 奇麗奇麗。 随分奇麗なやり方ね。
でこれはエトワールっていうバーがあったんです日本女性が経営の。 でも随分可愛い…。 私蚤の市っていうところでねうんと面白かったのはねお昼ご飯食べてたのお二階で。 本当にピアフかと思うぐらい同じ声なの。 「何とか1丁」って…「1丁」ってなんていうの?「ビフテキ1丁」でも何でも…「サンドイッチ1丁」とかって。 トークショーをなさるんだけどそれが変わってて波瀾万丈をお語りになるんですけども全国19カ所ぐらいで?それはちょっとねすごく多すぎると…。