徹子の部屋 ビーズ刺繍デザイナー・田川啓二

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この番組のまとめ

ビーズとか色々スパンコールとか使ったオートクチュールの刺繍をやっております。 私たちは田川さんっていうとすぐオートクチュールビーズ刺繍…ビーズの貴公子とかそんなふうに思ってるんですけど元々は繊維会社の営業マン?そうですね。 婦人服会社…大学を卒業してから婦人服会社に就職しましてそこから自分で色々もの作りをしたいと思うようになってこういう…今こういった形で色んな仕事をさせていただいています。

この箱の中にものがしまえる仕掛けになってるんですけどお姫様はこれをお持ちになってですね本当は赤ちゃんのお守りである犬ですからであとでこの中にへその緒をしまったりとかまたお化粧品をしまったり。 コレクションする時はね。 明治江戸後半…明治ぐらい…初期ぐらいでしょうかね。 それでとても本当にあれが…模様が奇麗に描かれている。

前にあの…一回僕が『徹子の部屋』に出させていただいた時このお着物を徹子さんに着ていただいたんですね。 で着物屋さんに相談して「どういう帯にしたらいいの?」って言ったら「あなたが持ってるおばあさんの古い帯があるだろう」って「その丸帯を締めてみなさい」って「そしたら絶対に合うと思うから」って言って。 でもねこのおばあ様という方が大変珍しいものを…着けてた帯なんですけれども全部で着物を400着持ってお嫁に来て…。

そのおばは割と着物を残すことが…関西にいたので残すことができたのでそれの一部分をいとこおばにあたる親戚のおば様に託されてそれからお花の帯もあります。 そしてその上にいるベレー帽をかぶってる女性が着物を持っていた大叔母の中田タツさんっていう方になります。 これがその大叔母が持ってた着物なんですけれども。 でお花見の時ってこういうふうに衣干しみたいな感じで奇麗な着物を掛けてお花見をしたんですって昔。

で刺繍と手描きの…手描きのですよねこれ絵とあと刺繍と色々組み合わせてるんですけど今これ影で…萩の花のところが見えるのがわかると思うんですけどこれは横に銀の糸を通してるんですけれどもその萩の花の形のところだけ銀の糸を抜いて陰影…影のように見えるように細工してあるんですね。 僕も着物とか今日ね徹子さんお召しになっていただいてる羽織とかにビーズ刺繍していいものかどうかっていうことは着物が好きだったからこそ色々考えてみたんですね。