いまだに基地問題など独自の課題を抱える沖縄地元のメディアはどのような思いで現状を伝えているのでしょうか『Qプラス』のキャスター謝花尚さんにお話伺っていきます。 謝花さんがニュースを選ぶ時あるいはニュースを伝える時の『Qプラス』でのこだわりってどういうところでしょうか?残念ながらご存じのとおり沖縄では基地問題のニュースを取り上げる事が非常に多くてですね。 その日伝えたいニュースへ先週就任した江鐵磨沖縄担当大臣が先ほど県庁で翁長知事と会談し沖縄振興に取り組む考えを示しました。
県民の大半は基本的にこれまでの世論調査でも辺野古への基地建設反対というバックグラウンドですとか沖縄戦のバックグラウンドですとかそういった事もわかった上でやっているので国がやはり日米両政府の頭越しの対応で沖縄にずっと押しつけ続けているという捉え方でなぜ県民は反対するの?というような背景をあまり探らずにそういう簡単な形で県民に対する批判になってきたりするんですよね。
リポートしました当時4歳だった久保田宏さんは一家でここにあったアガリンガマと呼ばれる洞窟に県の遺族連合会の調べでは沖縄戦で一家全滅となった人々は1062世帯にも及ぶといわれています。 今回の特集の中で上間記者が伝えたアメリカ軍がガソリンに火をつけてガマに避難していた人々を…一家を全滅させてしまったという話なんですけどもこの話って沖縄ではQABを通して放送されましたけれども全国ネットにはこれならなかったという…。