遺留捜査 #7

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この番組のまとめ

ええっ!?えっ…?そんな有名な小説家がこんなとこで路上生活を?ちょっと糸村さん?鑑識の邪魔しないでくださいよ。 被害者尾上雅彦さんは53歳。 突如文壇から姿を消した小説家が路上生活者になっていた…。 佐倉と雨宮は尾上雅彦さんの周辺。 5年前に突然断筆宣言し同時に離婚し家を出たというところまでは聞いていますが路上生活していた事は…。 でお話というのは?昨夜10時頃どちらにいらっしゃいました?はあ?小説家の尾上雅彦さんご存じですね?ええ出版社のパーティーで何度かお見かけした事はありますよ。

最近小沼修一さんに変わった様子はありませんでしたか?それはどういう意味でしょう?例えば何か…誰かとトラブルを抱えていたとか。 小沼修一のアリバイを確認するために息子の尊に話を聞きに行ったところその尊が昨夜から帰っていない事がわかりました。 どういう意味だ?断筆の理由については「家庭の事情と聞いている」と言うんですけども尾上雅彦といえば出版社にとってはドル箱ですよ?突然断筆されて「はいそうですか」っておとなしく納得すると思います?確かに…。

あっ糸村さん?尾上さんのノートあのかすれていた文字とかすれていない部分あれはねインクが違いますねえ。 どこにいったんでしょう?心療内科医の小沼修一さんの息子さんが自殺されたそうで。 尾上雅彦さんを殺したのが小沼さんの息子だという情報も流れていますが?誰がそんな情報を…。 このノートの切れ端に書かれた文字とこの屋上で見つかった遺書らしきものこの2つがこの万年筆で書かれたものか調べてもらえますか?急にあなたまたその…。 小沼尊は尾上さんとは親しかった…。 この小沼尊の遺書からあなたの指紋が見つかりました。

で尾上さんのノートの最後のほうのかすれた文字これもこの万年筆で書かれたものでした。 すごいです村木さん!じゃあこの万年筆は尾上さんのものではなく小沼尊さんのものだったという事ですね。 やっぱりこの誘拐事件の犯人が尾上さんを殺害したって事ですかね?1億奪っておきながら随分ですね…。 これは小沼尊さんの万年筆なんですが殺害現場から尾上さんの万年筆が持ち去られていました。