世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団 2時間スペシャル

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この番組のまとめ

中でも普遍的な価値を有するとして登録された様々な文化的景観や建造物群には日本独自に伝わる職人技が詰まっています。 9世紀頃バイキング時代の造船技術をルーツとして木の文化がヨーロッパでも特に発展した国ノルウェーで伝統的な木工技術を継承し木造家屋の建築に従事。 木造の教会群が世界遺産に登録されるなどこちらも木の文化が発展した東欧の国ポーランドで伝統的な木工・純金メッキ細工を継承し30年にわたり宗教彫刻作品を制作。

東寺の五重塔で建物の1階にあたる初層内部はこれが五重塔の中央に通っている心柱の根元。 その際用いるのが組物ですが日本の木材加工における伝統技術が詰まっています。 この複雑な構造でも耐震性を保っているのは各パーツがぴったりと組み合うよう精密に加工しているから。 五重塔が特に構造物を見せながら美しさを見せてちゃんと役に立つっていうのがホントにないと思いますね。 …学んで現在全然違うやん!木材加工に精通した海外のプロがその実際の加工作業をご覧ください。

このような日本伝統の木工技術が表れた五重塔は京都の世界遺産では東寺以外に仁和寺や醍醐寺でも見る事が出来ます。 これは日本の世界遺産古都京都の文化財で日本では今からおよそ600年前室町時代中期頃ノコギリや今と同じカンナが木材加工の道具として普及しましたがそれ以前は角材を1本作るにも角材の表面を滑らかにする最終仕上げに使っていたのが今や伝統工具となった普通のカンナよりも使うのが難しく室町以前の建造物を見れば職人の技術力の高さがわかります。

ノルウェーの伝統工法で同様の製材技術を継承する木工職人トーレさん。 イズイットチョウナ?イエス手斧。 中世バイキング船の復元にも携わり伝統工具に精通したトーレさんもその特徴に興味が尽きません。 きれい!このような日本伝統の槍カンナ仕上げは京都の世界遺産だと平等院鳳凰堂でも見る事が出来ます。 ヤリカンナイズボン!またまた大興奮でしたけどね。 三角四角の形に細かく切った金箔で仏像の衣や装身具の文様を表現するそんなアンジェイさんの要望に合わせた視察先としてまずご案内するのは…。

やはり1200年近く経過しているためお堂には本尊阿弥陀如来坐像を取り囲むように雲中供養菩薩像と呼ばれる仏像が安置されているのですが…。 その一尊を完成当時のような彩色と截金で忠実に再現した展示物があります。 作業しているのはこの道45年の截金師松久真やさん。 この時截金師は熟練の感覚で金箔の幅が細くても一定になるように切っているのです。 金箔はテープのような形状ですのでそれでも截金師は代々受け継ぐ伝統技術によってテープ状の金箔を美しい曲線に貼る事が出来るのです。

ハンスさんの住むオランダの街ライデンには江戸時代長崎で蘭方医学を広めたシーボルトの家が残っており今は博物館として日本から持ち帰った数々の品を展示しています。 日本通のオランダ人ハンスさんが購入したヤタテの使い道とは?オランダから来たハンスさんが日本の骨董市で購入したヤタテの使い道とは?漢字で書くとこう。 特に江戸時代に作られた古根付と呼ばれる古い品はライアンさんが今回購入した根付は日本の骨董市で買ったものが多いかな。