病院を飛び立ったヘリはランデブー・ポイントと呼ばれる臨時のヘリポートで救急車と合流。 心筋梗塞とは心臓を巡る冠動脈の一部が詰まり部分的に心臓が壊死してしまう症状。 梶田が指示したニトロールとは一時的に冠動脈を広げる薬。 医師 梶田裕加がフライトドクターになったのはヘリが導入された翌年。 先駆けて女性フライトドクターになってからも海外被災地の救命活動にも参加。 フライトドクターはホットラインを受け取ったらわずか5分で飛び立たねばならない。 女性フライトドクターの先駆け梶田裕加が飛んできた場所はゴルフ場上空。
意識消失の原因はまだ特定出来ないが心臓が動いているなら急ぐべきは呼吸の確保だ。 または 脳への血流の低下を起こしている重度の熱中症や心筋梗塞。 フライトドクター最大の任務は1分でも早い初期治療。 重度の熱中症か?現場で梶田は 患者の体が熱を帯びていない事をそれは救命医師として向き合った多くの経験からだった。 結局… 恐らくフライトドクター梶田の適切な初期治療が男性を後遺症もなく家族のもとへと届けたのだ。 これだけ気温が上昇すると熱中症などの救急要請も増える。 子供の場合成人と同じ治療器具は使えない。
男性の命の砦救命救急医 山口順子。 日本大学医学部附属板橋病院は重篤な患者を受け入れる三次救命救急センター。 そこで 赤ちゃんを救うため鉗子を使い引き出そうとしたところ母胎の血管を傷つけ大量出血を引き起こしたとみられている。 彼女のもとに運ばれてきたのは無痛分娩中に出血が止まらず危険な状態の母親だった。 CT画像には 子宮の中に縦3センチ 横2センチの出血の影があった。 すると 山口は骨盤から子宮に伸びる血管から出血している事を発見。 山口の思いを背負ってゼラチンスポンジが血管をたどる。
シアン中毒か 一酸化炭素中毒か。 幸い 毒性の強いシアンは検出されなかったが36.2パーセントという高濃度の一酸化炭素を検出。 体内の一酸化炭素を取り除くには気道熱傷とは…。 体内の一酸化炭素を取り除き現在は 順調に回復に向かっているという。 さあ 最先端ロボット手術の最前線をお見せしましょう。 スーパードクター 新村のもとへダ・ヴィンチの手術を希望する患者がやって来た。 体の奧にあるため手術の難所といわれていたがダ・ヴィンチの登場で大きな進歩を遂げたという。