昭和のスター名場面スペシャル４日目の今日でございますけれども。 なんでもこなされる本当にいいバイプレーヤーでいらしたんだけど 突然変異よね。 それから 東山千栄子さんが…。 東山千栄子さんは『東京物語』とか 色んなものに出ていらしたんですけど。 まあ 東山さんの…東山千栄子さんのトークっていうものも今 残ってるっていうのがすごく…。 今日は 大変に個性的なバイプレーヤーの方においでいただきましたけれども塩沢ときさんでいらっしゃいます。
でも この大きなおぐしとそして この派手さとこのお扇子と… ハンドバッグ。 こういう格好をしただけで降る星のごとくインタビューは来るわ 仕事が来るわ。 普段も そんな格好できないからちょっと なんかすごいお家から出てくるような格好したいなと思ってかねがねね そういう方を見ては羨んでおりましてそうしておりましたもんですからそれで まあ じゃあっていうんでドレスを着ましてね。
今日のお客様は 本当に 私長いことお待ち申し上げてたまあ 日本だけじゃなくて世界でも もう最年長でいらっしゃるんではないでしょうか女優さんの中では。 私の両親が仲良くしてる…息子さんが日露貿易を開いた人で河野通久郎と申しますけども。 それから モスクワはその頃 芸術の…帝政時代でございますから花盛りって言っていいくらいの爛熟期でございましたからね。 築地小劇場にお入りになったのはロシア革命から日本に旦那様と帰っていらっしゃってそれから 築地にお入りになって女優になったっていうんですから。
２人だけの時があるかな？でも 現在 品行方正におなりになったんですね。 本当？ でも それ本当なの？心の中で そう思ってるんだからいいじゃないですか あなた。 本当の愛なんじゃないですかね。 愛って無償のものでしょ？『屋根の上のヴァイオリン弾き』も本当に…まあ 大変。 でも そんなふうに本当に うなされちゃう？そう。 中国東北部で録音してきてあちらの方の ほら歌をお習いになったって仰ったじゃありませんか。 ♪～「オローロロロモンゴル」♪〜「ウー」…って こういうのです。
大阪の練兵場から飛行機がバラバラ バラバラと音をして…。 本当に？ やっぱりそれ あれでしょうか？ 皆さんがお産婆さんも飛行機のほうに見とれていらしたからでしょうか。 本当に 森繁さんがどんなに悪いことをたくさんなさっても…。 でも とうとう 文化勲章…。 文化勲章。 文化勲章ですもの。 歌舞伎とかそういう方じゃなくてこういう演劇で文化勲章っていうのは森繁さんが初めてでいらっしゃいますものね。