第71回 福岡国際マラソン

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この番組のまとめ

今年の福岡国際マラソンには2019年秋に予定される東京オリンピック代表選考レースその出場権がかかります。 平和台陸上競技場放送センターには解説、駒澤大学陸上競技部コーチ2000年のこの大会のチャンピオン藤田敦史さん。 2番ウガンダのキプロティクは2012年ロンドンオリンピック21番カロキは広島、世羅高校出身横浜DeNaで世界を舞台に活躍するランナーです。 特に、今年の場合はこの福岡をはじめとする国内5大会が2019年9月以降に開催される東京オリンピック代表決定レース。

福岡の場合は日本人上位3位に入り2時間11分以内、あるいは高速レースになってきますと2時間10分を切れば日本人上位6位以内に入っていればこの段階で、2019年秋の代表決定レース出場権を獲得できます。 まずは一発選考ということで同じ土俵に上がれないと東京オリンピックの代表にはなれないわけですからまずは、その権利を獲得するということが大事ですので。 東京オリンピックにつながる福岡、42.195kmの戦い。

1号車の解説はオリンピック2大会連続マラソン日本代表谷口浩美さんとお伝えします。 旭化成の佐々木悟2年前この福岡でリオデジャネイロオリンピックの代表権を獲得したランナーの姿も見えています。 2号車の解説は旭化成陸上部コーチ元オリンピックマラソン日本代表の川嶋伸次さんです。 ですから本当にいよいよ東京オリンピックのマラソンに向けて各世代の有力選手が勢ぞろいして誰がまず権利をつかむのかということになります。

ペースメーカーが3人いてその後ろに一般参加の飛松それからノルウェーのナンバーカード5番モーエンがつく形で谷口さん、そこからちょっと3秒ほど遅れる形でロンドンオリンピックの金メダリストのキプロティクあるいは21番のカロキが集団を引っ張るような形に変わりましたね。 横浜DeNAに現在、所属していますがケニアのランナーオリンピック、世界選手権では2012年のロンドンオリンピックから5大会連続、10000m世界舞台で入賞しています。

そのディフェンディングチャンピオンのツェガエですがそこからはついていけなくなりましたね。 少し画面が何か明るくなったような気がするんですが、1号車日差しと気温を含めてどうですか?ここまでは都市高速の下を走る展開でしたのでちょっと曇り空影が見られていたんですがここにきて、谷口さん日差しも強くなってきましたしちょっと選手たちの位置取りを見てどんな感想をお持ちですか?この先に給水所がやってきますが選手の表情を見ますと汗を結構かいているなという感じですね。

2度の世界選手権それから去年のリオデジャネイロオリンピックは5000mや10000mのトラックで出場したランナーです。 今年の春のボストンマラソンでは2時間10分28秒下りが多かったり最後、急激な上り坂があったり正式な公認記録としては認められないという今のマラソンの形にはなっているんですがただ、そこで世界のトップレベルの選手たちが集まってくる中で3位に入りました。 それでは、ここで神野大地選手マラソン初挑戦への取り組みご覧いただきましょう。

進藤さん、初マラソンこれがマラソンデビュー戦ナンバーカード158番日立物流の設楽啓太が集団から遅れ始めています。 まずは設楽啓太のお話からしますと東洋大学時代、大迫傑と同学年になるわけですが箱根の優勝したときのキャプテンでもあります。 先頭集団についてできることならばインパクトある走りをしたいと話していた設楽啓太です。

コースの最大のアップダウンわずかに400mの間に6mも上ってから下っている状況ですが飛松が離れ始めたのと時同じくして川内が後方ちょっと蛇行するような様子も映っています。 川内の場合は日本代表最後の挑戦と位置づけた去年の福岡。 本人は今年に関してはというより東京オリンピックに関してはもう日本代表は考えていない。 ですから、過去のレースで東京オリンピック代表選考決定レースの権利を獲得しても出場しないかもしれないと話しています。

そして何よりも瀬古さんにお伺いしたのは日本のマラソン界として従来からガラッと選考方法を変えました。 川内優輝の場合は去年は藤田さん本当に走れるかどうかというところで左足首の感覚がこの辺りでは麻痺していて痛み止めの薬をポケットに忍ばせて劇的なレースでした。 それから先ほど画面ではその後ろ61番過去福岡では何度も活躍を見せてきました36歳、JR東日本の高田千春もまた集団の後方についてきましたね。

佐々木悟、深津卓也2人の旭化成の招待選手の話もありましたが旭化成ということになると2号車解説の川嶋さん、この2人は確かに旭化成の関係者も随分、状態がいいと話していましたよね。 リオデジャネイロオリンピックのこの福岡でつかみました。 先頭集団は海外招待選手国内招待選手それから一般参加選手も含めて13人から14人ほどになってきたでしょうか。 それから黒崎播磨の園田も給水、スペシャルドリンクを取り逃しています。

先頭集団は一段と縦長になってきましたがその中で日本勢は招待選手で22番の佐々木、25番の深津27番大迫、28番の園田一般参加選手は佐藤悠基69秒の上門、竹ノ内などが残っています。 その先頭集団から日本勢注目の神野大地あるいは園田ですから70mほど先頭集団から離れている形に変わりました。

日本選手ということでいうならば国内招待選手が25番旭化成の深津卓也、30歳。 27番、26歳アメリカのオレゴンプロジェクトに所属プロランナーとして活躍する活躍する大迫傑。 それから2番ロンドンオリンピックの金メダリストのキプロティク。 世界屈指のランニングチームオレゴン・プロジェクトにアジア人で唯一所属している大迫傑。 このフォアフット走法を武器に大迫が東京オリンピックを目指す。 もう1つは日本のマラソンの緊張感オリンピック代表決定レースや東京オリンピックを見据えて体感したいと話して福岡にやってきました。

ですから今、紹介されたように日本人らしからぬといいますか僕たちの時代と違った走り方いわば隣にいる選手とアフリカの選手たちと同じような歩幅で走っているように見えますね。 この3人が6位争いと日本人の6位争いということになりますが川嶋さん、この集団には普段ご指導されている旭化成の佐々木もいるわけですが佐々木の走りはどうご覧になっていますか。 川嶋さんからもありました2時間10分を切れば日本人上位6位までが2019年秋のオリンピック代表決定レースの出場権をつかむことになります。

あとはナンバーカード2番ロンドンオリンピックそれから13年モスクワの世界選手権チャンピオンキプロティクも時計を見ました。 3番目に大迫がいてロンドンオリンピックの金メダリストキプロティクも時計を見ました。 ただし、この先頭集団主導権を握っているのはやはり、間違いなくビダン・カロキかという状況で走りは続いています。 こうなってくるとあの藤田さんは2000年シドニーオリンピックの金メダリストアベラとの一騎打ちになろうかというところでしたが選手一人ひとりそれぞれの胸の内ですね。

大迫傑が日本人選手としてはただ1人ハイペース。 ですから日本勢の順位そしてタイムというところもこの大迫以降の選手たち随時、注目して見ていきたいと思います。 マラソングランドチャンピオンシップというのが2019年秋に東京オリンピックの代表選考一発勝負のレースとしてすでに行われることが決まりました。 どうでしょうか、少し21番のカロキ5番のモーエンが大迫の場合は自分との対話自分との闘いをしながらマラソンを進めていく。

東京・町田で生まれ育ちました高校は長野の佐久長聖高校に行って全国高校駅伝初優勝のメンバーになりました。 早稲田大学時代は駅伝3冠ユニバーシアード優勝も経験して、いよいよ実業団、日清食品に入ったあとは2015年プロランナーとしてアメリカ・オレゴン州でオレゴンプロジェクトというところで世界のえりすぐりのトップランナー10人前後の数限られた精鋭が集まるチームにアジアの選手として初めて入りました。

2時間10分というタイムをもし上位選手がどんどん切っていくならば日本人の6位というのは1つ、大きな差になってくるわけですね。 3号車川内優輝につけています。 日本人でいいますと日本人の9番手というところになります。 汗が光る川内優輝が現在日本人選手では9番目。 カロキとモーエンがつばぜり合いを続ける格好で大迫との差は14秒差です。 カロキはこれが2度目のマラソン一方、モーエンは4度目のマラソンですがただし自己ベストでいきますとモーエンは2時間10分台のベスト記録を持っていますね。

2時間8分を切った日本人ランナーはこの10年間で見ると実は3人しかいません。 そして、東京オリンピックを目指すうえではここで代表選考決定レースの出場権をつかみ取れるかということで今、70番日本人の2番手に竹ノ内2号車がつけてくれています。 沖さんからこの竹ノ内の後ろの2人の選手たち日本人ランナーがいるようにも画面上わずかに見えますが確認できますか。

そういったことでいえば大迫はオリンピックの代表選考レースが19年の秋にあります。 そのときの緊張感であったり東京オリンピック日本を走るといういろんな緊張感を感じたいと話していましたが、藤田さん東京オリンピックでこれだけの歓声これを上回る歓声を受けられるかもしれないというプラスの経験もしているかもしれません。

サブ10、いわゆる2時間10分を切るならば日本人では最大上位6人にまで出場権が与えられます。 日本人上位3人ということに限定するならば2時間11分を切るとオリンピック代表決定レースの出場権を獲得することができます。 というよりも今大迫が競り合っている選手は2012年ロンドンオリンピック2013年モスクワの世界選手権男子のマラソンの長い歴史の中で2人しかいないオリンピックと世界選手権の28歳です。

キプロティク選手が大迫選手に後ろにつかれているのを嫌がっているんですよね。 谷口さんちょっとキプロティクの様子が変わりましたね。 大迫とキプロティクの差が2秒。 大迫、キプロティクについていけるでしょうか。 先ほどの1kmのラップタイムが2分54秒。 まもなく40kmの通過をするというところですけどもしかしたら谷口さんこのモーエンが2時間5分台というフィニッシュタイムもあり得ますね。

日本人の4番手まで川内が上がってきました。 いったん落ちていた川内が今、上がってきて今、全体の順位日本人4位まで浮上しています。 右折をしてついに平和台陸上競技場のお堀端を左に見ながら走るという状況になってきました。 平和台陸上競技場にひた走っているノルウェーのモーエンです。 それから3号車は川内が日本人4番目。 田上さん、川内には日本人3位の選手が見えているんですか。 日本人3位の選手はまだ前は見えていませんがアベラを抜きまして全体の9位まで浮上してきました。

順番争いで2位と40mぐらいですから大迫君スピードがありますから大迫傑にとっては2019年秋東京オリンピック代表選考一発勝負の決定レース出場権は文句ありません。 そして、今、日本人の2番目でナンバーカード69番の上門大祐が入ってきています。 日本人2位で今上門大祐が入っています。 そして川内優輝が、日本人では4番目ということになると2時間10分を切らなくてはなりません。