草笛光子さん 今日のお客様です。 草笛光子さん 今日のお客様です。 ちょっと ご家族の写真 もう一度見せていただいていいですか？本当に写真館で撮ったお写真ですね。 でも 随分ハイカラなお顔だったのねあなたね ９歳の時。 私 ニューヨークでね １回「パキスタンの女記者か？」って言われた。 パキスタンってほらここしか出てないでしょ。 そうなの？「パキスタンの女記者か？」って言われたの？ そうですか。 このあとなんか 疎開もなさって学童疎開と縁故…。
疎開とかさせたの？全部 ほら三人官女とか…。 五人囃子とか？五人囃子とかって全部あったんですけどね もうこの２人になってしまいました。 なんていうの？十二単みたいなふうになってて本当に奇麗だと思いますよね。 やってらっしゃらない？もう とにかく小学校行った頃は１週間出て１週間休み１週間出て１週間休みっていうもう 虚弱児童。 その 虚弱児童…。 お母様ね 随分 芸能界にいつもついていらしたんで私 ずっと もう存じ上げていた…。
でも いつもあなたについていらして本当に穏やかな方だったけどどういうお母様だったんですか？穏やかっていうよりも面白い人でしたね。 これ 手前が あなたですよね？で 向こう側にいらっしゃるのがお母様？そう。 でも お母様は 家計を助けるんで洋裁店をお始めになったりして。 歌劇… 松竹歌劇？お稽古へ… レッスン。 それで お母様が 手作りの道行っていう お着物の上に着るこういう四角く開いてるお着物の上のコートで…？赤いのね。
この辺 新聞ビリビリにしましたね。 あります？「マロ あなた あの新聞さ草笛さんに見せない前に…」「じゃあ 新聞 持ってきなさい」「それで ビリビリに破いてどうするの？ 渡さない前にさ」「あれじゃ…。 ありがとう」「あら ビリビリじゃ読めないわこれ」「ほら ビリビリじゃない」「全然読めないじゃない」「もう 喜劇じゃないの あなたね」「こんなふうに持ってくるんだったらビッケはあげないわよ」「ほら ビスケットあげないって」「ハハハハ…！」「そこに落っことして…。
越路さんが「これを どうしても買え」って言ったものが。 越路さんにおもらいになったブレスレットを着けていらっしゃるんですけど。 その時 買ったコート？越路さんが 「これがいい」って仰ってくだすったんですって？そう。 大丈夫？大丈夫 大丈夫。 ちょっと 私越路さんかと思っちゃったの。 えっ？なんか 着付け方がさ越路さんみたいな感じじゃない？ちょっと。 その日 ほら 越路さん初めて カードをもらったでしょ。 また着るかもしれないですとか言って全部 取ってお置きになってるんですって？ お洋服。
随分 だけどいいお洋服でしたね。 随分 リメイクしたのとかもあるんですって？ お洋服。 昔の生地でリメイクしたお洋服。 でも なんか そういったような『草笛光子のクローゼット』みたいなご本が出るそうですけど そう？そうなんですよ。 あら 随分 奇麗ね。 「ＭＩＴＳＵＫＯ’Ｓ ＣＬＯＳＥＴ」。 タイムズスクエアのところに。 トランプタワーってあるじゃないあそこ。 どこのホテル？どこにある？大体 どの辺にある？そう。 タイムズスクエアのそばにある…。 アルゴンキン。 アルゴンキン。
お洋服は全然捨てられないんですってね？あなた。 これ 専門の方がお撮りになったの？ファッションの。 だけど 慣れちゃってこれが終わった時はこれも着けてみようかしらって家 帰って 色々始まるようになっちゃったんで。 でも 草笛さんは今は お洋服よりはどっちかといえば自分の体にお金をかけている？フフフッ。 でも それもそうなんだけど１週間に１回専属トレーナーの人に…１回？ １週間に。 だから 朝 下りる時はドッスンコ ドッスンコってよいしょだけどトレーニングしてなんか それの…。