科捜研の女 最終回2時間スペシャル #18

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この番組のまとめ

公安課はマルケス副大統領に対する暗殺計画の情報を入手しています。 副大統領を狙うとしたら今日一日…。 「来日中のルベルタ共和国マルケス副大統領は都内での日程を終え 本日からサトエ夫人と京都に滞在しあさっての夜帰国の途につく予定です」副大統領の奥さんって日系の人なんだよね?ああ。 あっ!強硬派のマルケス副大統領には暗殺の噂も絶えないからね。 でも どうして畑違いの土門さんが警備の応援に?警備態勢の増強のために警備部だけじゃなく刑事部や他の部署に応援要請があったらしいんだけど詳しい事は…。

朽木政一 天才活動家だ!天才活動家?そうか…。 朽木政一はまだ二十歳だった70年頃から学生運動のトップに立ち多くのデモや 大学との交渉でリーダーシップを発揮し瞬く間に 京都革新同盟のリーダーに上り詰めたんだ。 別のセクトで鳴らした弟の朽木武二も京都革新同盟に参加させ勢力を拡大していった。 学生時代から神童で膨大な知識や理論を持ち活動のアイデアも無尽蔵で天才活動家と呼ばれたんだ。 遺体は 顔の損傷が激しく所持していた免許証と懐中時計から京都革新同盟議長の朽木政一と断定。

当時の和歌山県警は朽木政一を殺害したのが同じく左翼運動に従事していた弟の朽木武二と断定し逮捕状を取っています。 来日中のマルケス副大統領は超のつく強硬派で反政府運動に対する徹底弾圧を行うと宣言している。 「繁森光之」70年代 朽木政一が議長を務めた京都革新同盟のサブリーダーだった男だ。 じゃあ この繁森という男が副大統領の暗殺計画を…。 仮に 朽木の言う犯行予告がかつて部下だった繁森が狙う副大統領暗殺の事だとすればだったら その朽木って男をさっさと府警本部に連行していいな。

「いくつか仮説を立てました」「40年間も名前がないまま生きてきた あなたがなぜ 突然 姿を現したかについて」「聞きたいな」「仮説1 あなたは繁森たちと行動を共にしその犯罪計画にも加担していたが寸前で裏切りあなたを呼び出すような手間はかけない」「犯罪の予告なら 電話一本で済む」真実を話したくても話せない状況にある」「40年間 一人で生きてきた。

赤の足跡痕は 全て青を踏むように付けられていてあの場所が特定される事を計算した。 ですが 今は朽木だけが副大統領の暗殺計画を未然に防ぐ唯一の手掛かりなんです。 朽木との捜査協力本部長命令で許可する。 もう一人の足跡痕からは微量ですが黒色火薬が検出されました。 恐らく工学部出身で…役割は メカニック。 暗殺用の爆弾を作っていたという事ですか?軍放出のプラスチック爆弾を手に入れる事ぐらいは 簡単です。 現金輸送車襲撃の時の被害者がビゴーレ総合警備の社員で現場に居合わせて犯人に襲われて…。

朽木は 鍋谷さんが内通者だと言ってたんですよね?まさか… 現金輸送車襲撃を手引きしたとか?だから 口封じに殺されたんでしょうか?とにかく ご遺体は洛北医大に。 被害者の鍋谷亮次は爆弾の作製にも関与していた…。 鍋谷は そこで実射可能なサブマシンガンを入手していた事がわかりました。 恐らく 鍋谷は現金輸送車襲撃の手引きをしただけじゃなく武器の調達も請け負ってたんだろうねえ。 いやこのタイプのサブマシンガンは火力は高いですが射程距離は かなり短いはずです。

鍋谷の部屋にこれと同じものはなかったですか?それは?日常の操作では絶対切れないように設定された防犯カメラや非常ベルビル全体の電源などを落とす場合このアクセスカードを使えば本社のメインシステムと直結出来る仕組みです。 輸送車襲撃はカムフラージュだったっていうんですか?でも なんだって繁森たちがこのアクセスカードを?もし仮に副大統領が立ち寄る施設のセキュリティーシステムをビゴーレ総合警備が管理しているとしたら…。

ううっ…!あっ…!大丈夫ですか!?何があったんですか?「京都本部から各局京都本部から各局」「左京区 スタンシーホテルから被疑者がオートバイにて逃走」「銃器所持の可能性あり」「南西方面に向かった模様」ホテルの警備室から出たゲソ痕繁森光之のものと一致したよ。 動機は口封じか?繁森さんは最初から そのつもりだったが鍋谷の野郎 襲撃のどさくさでアクセスカードをくすねて朽木ってとっくに死んでんだろ?40年前の和歌山の事件について知っている事を全て話して。

殺害されたのは兄の朽木政一ではなく弟の武二のほうだと見て間違いありません。 繁森は 朽木武二が 密航で海外に逃げたとも供述してる。 マリコさん!防犯カメラに朽木政一が…。 でも なんだって繁森はこんなものを?恐らく 繁森光之は朽木政一にこの包丁を絶対に渡さないために…。 会話にならん!所長は 包丁の血液指紋を繁森光之のものと照合してください。 あ… ああ いいけどマリコくんは?朽木政一を捜さないと。 私の前で 朽木政一は始終落ち着き払って人を食った態度だった。