ワイド!スクランブル 第1部

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この番組のまとめ

板門店の韓国側の施設平和の家で金正恩委員長と文在寅大統領による南北首脳会談が始まりました。 それなのになぜ11年間もつまり、2007年の盧武鉉大統領と父親の金正日さんとの会談以来その行き来がなかったのかというような話を非常に感情的な思いも込めて話をしなかなか出だしのあいさつとしては上手なあいさつじゃなかったかなと僕は感じたんですがどうですかね?まったく同感ですね。 盛んに11年という言葉が出ていましたがそれは2007年の盧武鉉大統領と金正日総書記の首脳会談、その際の南北合意これが11年間守られなかったと。

そういう意味で言うと、今日鈴木さんがおっしゃるように双方が自国民に向けパーフェクトに特に北朝鮮側はライブ、生ではやりませんから黒いファイルが置かれていた。 まさに、あの中にある用意されてきたこれまでステップを踏んできた内容が非核化についてどこまで金委員長が言うのかこれが世界がまさに次の米朝の首脳会談に向かう南北首脳会談が始まりましたね佐々木さん。 まず、ご覧のような形で北朝鮮側から金正恩委員長が歩いてくると。 もう一度、北朝鮮側に渡って。 今、北朝鮮側にいます。

今、こちらプレスセンターにはたった先ほどからですが金委員長と文大統領の握手のシーン29台のカメラがあるということをきのう、聞いておりますので相当な数のカメラでこの歴史的瞬間を追っているということですね。 特に1回目のサプライズは本当に驚きで、2回目も何が起きるんだろうということをみんな注目していたらああいった形で金委員長のサプライズがありましたので南北首脳会談は10時半の予定でしたが15分早まりまして10時15分からスタートしました。

そこは市民団体の関係者だけではなくて一般の方で近くにある遊園地などに遊びに来ている方とかそういう方も来てらっしゃるのでしょうか?普段はそういった観光客も多いんですが一部反対する声もあるんですがそういったなんらかのメッセージを持った人たちが集まっているといった状態です。 首脳会談というのは大体事務方で合意事項は決まっているというのが通常だと思うんですが今回は不確定要素が多いとみられていますね。

金正恩委員長の韓国訪問に最上の礼を尽くすという意味で韓国国防部の儀仗隊による栄誉礼が行われたわけです。 このように儀仗隊が捧げ銃という姿勢を取る中文大統領の案内で金正恩委員長とともに歩いていくわけです。 まず韓国側の随行員たちと金正恩委員長があいさつを交わしていきます。 建物に入るとまず1階のロビーで金正恩委員長が芳名録にこのようにサインしています。

与正氏とイム・ジョンソク氏が秘書役的な役割といえばあとの、それぞれの北と南の2人は軍事情報の面で今回の南北の首脳会談が…。 日本にとってはやはり日本人の拉致問題はどうなのかということですがこれ、文在寅大統領と安倍総理が今週火曜日、電話会談をしまして北朝鮮に対して拉致問題について提起するという話があったと伝えられています。

米朝首脳会談を控えているアメリカの反応はどうでしょうか。 トランプ大統領は一応、会談がうまくいかなければ席を立つ考えも示しましたがトランプ政権は今回金委員長が非核化の意思をどれだけ具体的に示すかにただ、専門家からは文大統領が想定以上に譲歩するのではないかという懸念の声も出ていまして例えば朝鮮戦争の終戦宣言と平和協定の流れは在韓アメリカ軍撤退要求を加速させるという指摘が出ています。

南北首脳会談、日本政府はどう見ているのでしょう。 安倍総理は拉致、核、ミサイルの包括的な解決が大前提だとも話していましてこれは2002年の日朝平壌宣言に示された国交正常化交渉に戻る用意があるとこの意思を表明しているんですね。 日本側としては今回の南北会談そして来月ともいわれる米朝の対話それがその先、そのあとにある日朝の首脳会談につながるのかどうか。 日本政府の姿勢について末延さんはどうご覧になります?実はこれを受けてこの連休が終わると中国、韓国、日本の日中韓の首脳会談が東京で安倍さんが議長でやります。

それに対して文大統領はここまで来たのは金委員長の本当に大きな勇断でした。 北側はずっとロードマップというか戦略・戦術に乗って来ているし今、おっしゃるように金委員長が決めればそこですべてOKですがここはどういう会話をしているのかと非常に興味がありますね。 でもマニュアルに従う文大統領と従わない金委員長の差が出てくるのではないでしょうか。

それがここで一気に転換していけば世界が条件反射して来るんじゃないかそれも北朝鮮の高等な国家戦略というか外交戦略なんじゃないかという指摘が最近出てますね。 金委員長が芳名録に署名する際に使ったこのペンについて韓国の連合ニュースはこのペンはスイスメーカーのモンブランのものらしく東西ドイツが統合したときを意識して使ったのではないかと報じています。 実務会談で韓国は金正恩委員長用のペンを用意したそうですが北朝鮮は自前のペンを使ったと金委員長がよく書けるペンを選んだということなんですね。

午前9時半、金委員長は歩いて軍事境界線を越え北朝鮮の指導者として初めて韓国に足を踏み入れました。 その後、金委員長は文大統領にも軍事境界線を越えて北朝鮮側に渡るよう促し文大統領がそれに応えるサプライズもありました。 予定より15分早く始まった11年ぶりの首脳会談には金委員長の妹の与正氏も同席しています。 今日の南北首脳会談の最大の焦点は北朝鮮の非核化です。

アメリカのホワイトハウスはこの首脳会談の成果に期待感を示しました。 ホワイトハウスの報道官は先ほど朝鮮半島の平和と繁栄に向けた進展を期待する米朝首脳会談に向けた協議を続けることを楽しみにしているという声明を発表しました。 ただ、専門家からはこの友好ムードで文大統領が想定以上に譲歩するのではという声も出ていまして朝鮮戦争の終戦宣言と平和協定の流れは在韓アメリカ軍撤退の要求を加速させるという指摘が出ています。