比嘉真美子夢への挑戦が続いています。 上位で争う選手たちが軒並みバンカーショットに苦しんでいるというのが今日の1日にもなっています。 さまざまなツアーを経験しながらただし、アメリカツアーでは10年プレーをしていますがまだ勝利がないというパトラム。 ですから、勝てばアメリカツアー初優勝がメジャータイトルということにもなります。 比嘉真美子が映ってきました。 ティーショットがバンカーに入りましてこれがパーパットでした。 比嘉真美子。
日本のゴルフコースにはああいう種類の芝の短く刈っているエリアでそのまま転がしていくようなピッチエンドランのようなああいうアプローチのシチュエーションはあまりないですけどね。 ミンジー・リー、ドライバーで打っていくティーショット。 大会の最終日ファイナルラウンドを迎えています。 今年の戦いの舞台はイングランドにあるロイヤルリザム&セントアンズゴルフクラブ。 3日間を通してパトラムはフェアウェーキープもパーオンもナンバーワンにつけています。 フェアウェーキープトップで優勝カップもさらっていきました。
優勝争いの真っただ中にいる比嘉真美子です。 10アンダー、4位タイからスタートしていった比嘉真美子。 ちょっとテレビ塔の後ろのほうまで転がっていってしまったので多分、ドロップすると思います。 ドロップができるという意味ですか?介在するということ?そうですね。 ライの状況としては落ちた位置よりはいいライになってきますかね?あのティーペッグよりも内側にドロップしなくちゃだめですね。 ドロップするとボールが転がるんじゃないですかね。 ドロップしたら近くにいってしまうから2回はしなきゃいけないですけど。
ミンジー・リーそれから比嘉真美子は次がタフなパーパットになります。 8番はちょっと比嘉とは対照的な結果となったというミンジー・リーと比嘉でした。 ロイヤルリザム&セントアンズで行われている今大会9年ぶり5度目の開催です。 村口さん、4日間通してご覧になっていますけどもその辺り、どう感じていますか?あとはスコアが出ないとなんとかしなきゃと思うとこのピンの位置、だんだんとプレッシャーがかかりますね。
右側は8番はOBになってるんですが4年ぶり3度目の出場比嘉真美子は6位タイグループに今、名前があります。 最終組、パトラムはOBではありませんでした。 パトラムはリコー全英女子オープンに今年入れて8回出場しているんですけど予選を通ったのは2014年の1回だけなんですよね。 先週、アリヤ・ジュタヌガーンタイの選手が勝ちましたから今週もパトラムが勝つようなことがあれば3週連続でアメリカツアーをタイ人が制することになってきます。
最終組の2人はツアーにももちろんメジャーにも勝ったことのない選手です。 メジャーの優勝経験はないね。 最終組の1つ前で回っているのがメジャーチャンピオンの2人なんですがパク・ソンヒョンとユ・ソヨンがちょっと足踏みを続けてユ・ソヨンは連続バーディーもあって盛り返してはきていますがそれ以上にいいプレーをしている最終組の2人です。
一緒に回っているパク・ソンヒョンもワールドランクトップに立ったことのある選手です。 今日はドライバーで打ってフェアウェーから思い切って狙っていきました。 パク・セリとプレーオフしてパク・セリが初めて全米女子オープンに勝ったときにやったアマチュアなんですよね。 あれが確か98年のことでしたけれどもそれ以降パク・セリキッズと呼ばれる選手たちが次々に出てきて韓国勢がムーブメントを巻き起こしたというのが…。 その爆発力を今日、この最終日で見せてきました。
何か、最終組の2人が飛び出して、抜け出していますがそれ以降の選手たちのスコアは本当に僅差の中でひしめき合っています。 男子シングルスで桃田賢斗選手が日本男子史上初の金メダルを獲得しました。 桃田は無期限停止処分を乗り越えて日本男子史上初となる金メダルを獲得しました。 キャンピングカーには5人が乗っていましたが車内後部のソファに座っていた五十嵐歩美さんが車外に投げ出されて頭を強く打って死亡しました。
再び、ロイヤルリザム&セントアンズで行われている全英リコー女子オープンゴルフです。 ですから、さまざまな試合経験を積みながらあと一歩アメリカツアーでの勝利には届いていないという選手。 アメリカツアー、通算2勝この人も初めてのメジャータイトルを狙ってのプレーです。 全英リコー女子オープンの最高成績というのが2008年の不動裕理さん2009年の宮里藍さんの3位タイなんですよね。 アメリカツアーで、いずれも勝利経験のある選手たちが3位タイグループにいます。
1番でバーディー2番、3番、パーのあと4番長いバーディーパットを入れてパトラムに並びます。 ただ、パトラムもピタリとつけてバーディー。 ショットもパッティングもいいですよね。 パトラムは本当にパッティングもストロークもいいしショットも力みがないしね。 パトラムは3連続バーディーで一時、2打差に広げたんですが16アンダーがパトラム15アンダーがジョージア・ホール。 今回の試合でティーショットがあれほど曲がったのはパトラム初めてじゃないですかね。 さあ、11番パー5の第3打、パトラム。
ジョージア・ホールは先にタップインしてますから。 それもそうだし比嘉のティーショットが今日は6つ伸ばしました。 この3位以下の争いというのが非常に熾烈になってきました。 右手を離して抜いていくようなショット。 ジョージア・ホールに声援を送る大ギャラリーが取り囲む中でトーナメントリーダーを守っているパトラム。 マッチプレーをしているとすると今、パトラムのほうが…。 10番辺りから優勝争いもそして3位以下の争いもしっかり打つな。 ティーショットがラッキーですよね。 パトラム、バンカーショット。
タイガー・ウッズが若いときからリンクスのゴルフは好きだと。 いろんなショットで、自分のイマジネーションを作るというかそういうことはこのリンクスは絶対必要なので僕はそういうゴルフが大好きだとずっと言っていますね。 普通のショットだけでは対応できない。 手痛いダブルボギーとなりました。 世界ランクトップのアリヤ・ジュタヌガーンが映ってきましたが18番でもバーディー。 今から2年後にこういうポイントは彼女にしたらチャンスですよね。 村口さん、ユ・ソヨンがすごくいいゴルフをしてまたバーディーチャンスですよ。
パトラムはちょっとラインは違ったけど参考になったと思いますよね。 それにロイヤルがくっつくというね。 1926年で初めてオーストラリアのロイヤルメルボルンとかロイヤルシドニーとかロイヤルのついているコースが結構ありますからね。 比嘉真美子、イーグルパット。 最難関の14番のティーショット。 この14番も2人の心理状態ティーショットが全然違いますよね。 比嘉真美子、上位を狙ってバーディーパット。 2年前の全米女子プロのチャンピオンです。
スペインのシガンダ18番のバーディーパット。 比嘉は16番バーディーパットでしたから次がパーパットです。 65人が決勝ラウンドを戦っていますが今日、ここまでノーボギーなのはこの人だけです。 9アンダーで今4位タイグループです。 パトラムはしかし過去3日間は全てパー。 17番まできました比嘉真美子。 パーパット、18番沈めました。 優勝スコアが3アンダーでしたからコンディションも随分いいという大会になっています。 パトラム、セカンドショット。 ギャラリー、大変だ。
手前のフェアウェーで止まったように見えましたがパトラム、第3打。 さっき、テレビがコマーシャルいってるときに樋口さんがパトラムは寄せてバーディーで2004年サニングデールで行われた大会でカレン・スタップルズが勝って以来14年ぶり。 まあ、戸張さんこのイングランドにとってみれば全英というのは大きな大会ですもんね。 イギリスは、スコットランドイングランドウェールズというのはそれぞれ独立して、その間にアイルランドが入りますけど加わってきますけど独立した国みたいなもんですから。
距離はないんですけど手前のバンカーというのがプレッシャーになっていると思いますね。 ロープの内側ですがむしろパトラムのほうがラフがちょっといやらしい感じになっていますかね。 ここ、本当に唯一許してくれるバンカーではありますよね。 でも、バンカーエッジとピンの間が結構、距離がありますから。 しかし、これイングランドとタイの代表選手でやってるわけだからやっぱりパトラムは結構、アウェー感はあると思いますね。 でも、まだちょっとチャンス、望みをつなぐにはこのパトラムは入れないとね。
パトラムがやっぱりドライバーですね。 入りました!入った!4位タイキープ!パトラムのバンカーのどの辺りに、村口さんボールはありますかね。 一方、それよりも長いパーパットを先にパトラムが打っていきます。 しかも、パトラムが先に打つからイギリスはゴルフ発祥の地ですから全英女子は最も勝ちたいメジャーです。 樋口さん、全米女子プロでもプレーオフまでいきましたし2大会連続でメジャートップ3フィニッシュですから。 1つ、チャンスがあればパトラムより先に放り込むことですね。 ロングパットの感じは出ています。
フィニッシュしているキム・セヨンが今日、6アンダーで上がってそれがベストスコア。 ジョージア・ホールもこのままパーでいけば今日のベストスコアでのフィニッシュとなります。 2週間前のチャリティーイベントに参加したときに、96年このロイヤルリザム&セントアンズであった全英オープンを制したトム・レーマンからとにかくバンカーに届かないようにとアドバイスをもらったそうです。 担いでロイヤルリザム&セントアンズで優勝の場面にまさか自分がいるとは思っていないんじゃないですか。
しかもね、最終組から出ないと昔、ヘンリー・ロングハーストという優勝争いを演じてきたのはこの人、パトラム。 パトラムが先にホールアウトしちゃってもいいですけどね。 パトラムもそうみたいです。 大接戦を演じてきた2人ジョージア・ホールとポルナノン・パトラム。 ただし、この4番のセカンドショットバーディーチャンスにつけてしっかりとバーディー。 単独のトップに立ったパトラム。 ただパトラムの17番ですよね。 8番でティーショットを右に曲げて最初のボギーとなりましたがそこからパーでずっとしのいでいきました。
それでは、比嘉真美子選手の今日のプレーを改めてご覧いただきます。 それから、随分楽しそうにラウンドをしている印象も受けたんですが村口さんは、どう感じましたか?なかなか決勝ラウンドに入ってからそうもいかなかったと思うんですけどやっぱり、その中でも自分がどうしたらいいのかどうすべきなのかというのを考えながらプレーしていたと思うんですよね。