ええ～？依頼人は 天利聡史 ２７歳。 小学校の同級生か？♪～ごめん。 何？あの 俺 真柴祐太郎っていいます。 北瀬小学校の時の聡史くんの同級生で。 私の事 わかる？えっ？楠瀬百合子。 あの… 聡史くんはやっぱり 仕事？あっ 真柴くん。 おお…！ああ…！真柴くんは 小学生の時何かやってた？バスケじゃないならサッカーとか 野球とか？ああ サッカーちょっとだけ。 ああ だから聡史と仲良かったの？うわっ 低っ！こんな低かったっけ？ すげえ…！うわ～ ちっちゃ！俺 そんなに仲良かったわけじゃないんだ。
へえ～ 聡史と？中学生の頃。 聡史は忙しくなっちゃったしその時ぐらいしか話す時間なかった。 聡史 忙しくなっちゃったって何か始めたの？聡史 小さい頃から運動神経だけは良かったから。 聡史は何かのデータ削除をおたくに依頼した。 あのねえ！本人が意識不明なんだからデータを削除したら訴えるからね！「単純な案件を随分面倒にしてくれたな」任せる。 ケイの事務所 見せてくれない？ん？ケイが働いてる事務所見た事ないから。
楠瀬さん 婚約者だしデータ見たいって気持ちわかるし」依頼人の気持ちは無視か？「中身がわかれば俺が うまい事 伝えるから」「データ 見てくれない？」データは見ないし依頼人が死んだら削除する。 「ああ 待って！じゃあ せめて１つだけ」なんだ？聡史の親友で宮田翔っていう人がいるんだ。 ナイス バッティング！イエーイ！ よっしゃ！うまいね！ここも 学生時代にはしょっちゅう来てたから。 宮田翔にメッセージを送ったら返事が来た。 宮田さん…？ 宮田翔さん？あっ… メッセージをくれた真柴さん？そうです。