SMBC日本シリーズ2018 第1戦 広島×ソフトバンク

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この番組のまとめ

34年ぶりの日本一へと向かう広島東洋カープとシリーズ連覇を狙う福岡ソフトバンクホークス。 対するは日本一連覇を狙うソフトバンク。 古田さんは、この日本シリーズどんなところに注目されますか?このチームお互いになんですけどとにかく中継ぎ以降勝ちゲームになったときのピッチャーに、非常に自信を持っているチームなので広島東洋カープです。 一方、日本シリーズ連覇を狙う福岡ソフトバンクホークス。 ソフトバンクの先頭バッター上林を三振に仕留めた大瀬良です。 ソフトバンク今日のスターティングメンバーをご覧いただきましょう。

ソフトバンクは3番のグラシアルがバッターボックスに入ります。 ここからグラシアル、柳田そして今日は5番の中村晃というクリーンアップです。 古田さんクライマックスシリーズの戦いでいいますと2位から勝ち上がってきたのがこのソフトバンク。 ですから自信を持ってというかこのグラシアルは3塁も守れますし色んなところを守れますしちょっと調子がよくなかった松田の代わりを埋めたというか非常に大活躍でしたね。 サードグラシアルということでどれぐらい守備力あるかを確かめたいという意味もあったと思いますね。

ホームランを打たれるという場面をよく目にすることがあったので今の菊池選手もカウントからホームランというかもちろん一発も考えながら投げていかなければいけなかったと思うんですが千賀投手の頭の中にはホームランはなかったかもしれないですね。 なおもチャンスで5番の松山がバッターボックスに入ります。

これで2アウトランナー3塁1塁でキャッチャーの會澤です。 ただ、前田さんボール自体を見ていますと低め、ハーフスイングバットは回りました。 特に、逆方向といいますか打ったときはちょっと高いフライかなと思ってもそれがそのままスタンドに入るような僕らで言うと空向いて打ってるというかハイフィニッシュという言い方をしたりするんですが。 前田さん、まず1度目の大瀬良と柳田の対決どんなふうにご覧になりましたか?すべてインサイドでスライダー、カットストレートは1球ほどですか。

この勝負っけがあるといいますか相手がストライクをとりに来ると思ったらそれを狙って長打を狙ってみたり逆方向に打ってみたりもちろん技術は高いんですがベテランになって非常に読みが入ってそれをしっかりぶつけられるというそういうのが大一番で非常に強い成績に強い結果に残ってるんじゃないですかね。

3ボール2ストライクフルカウントです。 ライオンズのときに交流戦だったり日本シリーズで打席に入ることはありますけどもやっぱり、慣れていないので当然、結果はもちろんわかりませんがもし千賀がここでアウトになりますとこのバッターボックスを終えたところからマウンドに向かっていくという形になるわけですね。 外国人ではたまにいるんですけどあまり日本人では見ないスタイルを完全に確立しましたね。

ですから、大瀬良もインコースにもアウトコースにもカットボール。 カットボールやはり得意なボールですからそれがバッティングカウントにも威力を発揮していますね。 これ、古田さん8球目でのストレートアウトコース高めになりましたけどもこの配球についてはこれはさっきから2球ほど際どいところでボールになってましたが外のカットボールが生きてるんですよね。

インコースはできるだけ気にせずネクストバッターズサークルには柳田が待ちます。 前田さん当然、柳田の頭の中にもカットボールというのはあるわけですよね。 今の柳田自身にとってみるとファウルになってもいいという形ということですか?それぐらい厳しい高さのカットボールいいコースで来てますからね。 こうなってくると今度はアウトコースでストレートアウトコースからのカットボールそして、フォークボールですね。

前田さん、改めてここまでの大瀬良投手のピッチングというのはどんなふうにご覧になっていますか?やはり、カットボールの調子が非常に曲がりも遅くてアウトサイド、インサイドコントロールできていて打者にとっては非常に手元で動く感じがあってすごく打ちづらいんだと思うんですね。 大瀬良投手、非常にいいペースで投げてますね。 4回までソフトバンク打線にヒットを許さずというピッチングになりました。 1アウト、ランナーなし野間、バッターボックス。

そして、クライマックスシリーズファイナルステージから戦列に戻ってきた内川バッターボックス。 1点差になるよりは3塁と本塁の間で挟んだら0点の可能性があるのでデスパイネがフェイクということはないですか?外、空振り。 ここを広島バッテリーが三振とれればデスパイネまた出てくることがあってもワンバウンド、キャッチャーしっかり止めました。 バットが折れたピッチャーゴロ!3塁ランナー飛び出した!大瀬良、こぼした。

これはストライク入れる気はあんまりないんでスライダーなりフォークボールなり一番ホームランになりにくい球を投げてわかっていてしっかり投げれる大瀬良も技術も高いですけれども。 この回までノーヒットピッチングを続けてきました大瀬良。 この試合のクライマックスになるかもみたいな話をこの放送席でもしましたけどもデスパイネを早めに出していい仕事しましたね。 これで武田がマウンド上バッター、安部次が大瀬良の打順ですがカープもネクストバッターズサークルでメヒアがバットを振っています。

セカンド、バックアップ。 そして、尾形監督が出てリクエストですか。 やはり1塁塁上のプレーに関して緒方監督からリクエストがあったということでリプレー映像による検証が行われます。 ですからカープのリプレー検証このリクエストは失敗ということになりました。 2アウト、ランナーが3塁で今日、ホームランを放っている菊池を迎えるということになりました。 明石のファインプレーで1つアウトを積み重ねました。 フォアボール2アウト、ランナー3塁1塁。

ですから、松坂さん本当に日本シリーズ先発ピッチャーが早いタイミングでの交代普段先発しているピッチャーがリリーフで待機していたり色んな勝負のかけ方がありますね。 やっぱり先発を任される身としては長いイニングいきたいですけどこうなれば総力戦で力のあるピッチャーがどんどん出ていくべきだと思います。 ですから、前田さんこの岡田もそうですがホークスも武田レギュラーシーズンでは先発の経験も多かった選手たちがリリーフとしてマウンドに上がる。

岡田がグラシアルにヒットそして柳田にデッドボールとなりました。 1打席目から全球ストレートスライダー、カットインサイドコースということですよね。 やっぱり柳田ってアウトハイぐらいがちょっと怖いですよね。 この中村も非常に好打者でセカンドフライで2アウトです。 今シーズンは怪我もありレギュラーシーズンの成績というのは内川本人にとっては思ったような成績を…不本意な成績になったかもしれません。 ただ、クライマックスシリーズファイナルステージで1軍復帰。 外、ストレート内川ヒッティング。

前田さん、今のバッティングいかがですか?難しいコースだと思いますよ。 セカンドランナーが松山選手ですからその辺をしっかりと計算しながらの守備隊形でしょうね。 1アウトランナーが3塁1塁。 キャッチャー、會澤バッターボックスです。 このバッティングカウントで変化球を投げてショートゴロを打たせたいというのがバッテリーでいうとベストシナリオですね。 會澤君はキャッチャーですからそのバッテリーの都合もわかってますからそこは読み合いですよね。

ネクストバッターズサークルには新井です。 新井がネクストバッターズサークルにいる中で8番、安部バッターボックス。 ホークスバッテリーとしてはなんとかしてストライクをとらなくてはいけない場面ですよね。 カーブでストライク。 2ボール1ストライクから4球目。 3ボール1ストライクになりました。 プロのカーブのストライクゾーンって本当にちょっとしかないんですよ。 松坂君、わかると思うけどストライクが小さいのでボールにもなりやすいしバッターにとってみれば高めになってしまうのでね。

ホークスはクライマックスシリーズに入って武田であり石川でありこういった選手たちがリリーフとしてベンチに入りブルペンに回り本当にリリーフの層も厚くなりました。 フィギュアスケートグランプリシリーズ追い込まれた状況の中から甲斐が粘ってフルカウントまで持っていきました。 9番、武田の打順ですがネクストバッターズサークルで松田宣浩が準備しています。 武田翔太に代打は松田宣浩です。

あまり普段から対戦していないチームのピッチャーですからカーブがどれぐらい曲がるのかどれくらいのスピード感かわからないのでそれをこの2~3球の間にアジャストできるというのが相当、レベルが高い選手。 放送席解説は古田敦也さん、前田智徳さんそして、ゲスト解説松坂大輔投手とともに松坂さん、本当に両チーム早めの継投そこからリリーフ陣も頑張っていますね。 ただ、前田さんこのフランスアは自信のあるピッチャーですから。 バッターボックスのグラシアルキューバ出身の今シーズンからソフトバンクに加入した選手です。

前田さん、本当にレギュラーシーズンの中でいいますとこのフランスアの存在というのがブルペン、救世主という言われ方もしました。 夏場以降ブルペンが苦しい中でイニングまたぎ回またぎとか本当に彼の力がすばらしい力になりましたね。 元々投手は2試合ほど先発もしたんですがそのあと6月中旬からリリーフに専念という形になったこのフランスア。 これはフランスアの力が上回りましたね。 柳田、今日はセカンドゴロ、見逃し三振。 今のは低めにいってればいいんですがストレートがアウトハイとか真ん中高めに行くと柳田君のゾーンですね。

2イニングス目に入るフランスアマウンド上。 お互いの自慢のピッチャーを出してますから空振りの三振。 中村晃を三振に仕留めましたフランスア。 力のある真っすぐを投げ込んでくるフランスア。 これ松坂さん、こういった接戦の中で対する内川というバッターというのはピッチャーとしては嫌なものじゃないですか?ピッチャーよりもキャッチャーが色々考えるかもしれないですね。 ただ内川を追い込んでいるフランスア。 チェンジアップ、2アウト。 強いストレートだけではなくてスライダーそしてチェンジアップですね。

先制したカープ追いついたソフトバンク。 それ以降は中継ぎ投手両チームのピッチャーが相譲らず。 古田さんまずソフトバンクとしてはここでクローザー、森を投入ということになりました。 ソフトバンクで言いますとサファテという絶対的な守護神がいたんですがそのサファテを怪我で欠く中でクローザーの役割をこの森が担いました。 ただ、もうどんどん勝負を仕掛けていかないといけないわけですから新井選手であったりメヒアであったりねどんどんプレッシャーをかけていかないといけないです。

バッターボックスはメヒア。 そして田中広輔がバッターボックスですが…。 ほかだと肩ひじ、腰とかだとバッターボックス、田中広輔。 キャッチャー、甲斐。 マスクをかぶるのは球界を代表する強肩のキャッチャー、甲斐。 甲斐が2塁に送球。 タッチアウト!さすがの肩を見せました、甲斐。 上本のスタート、甲斐の送球。 8回、2アウト、ランナー1塁で柳田とフランスアの勝負。 上本の盗塁を甲斐のこの肩。 見事な送球タッチアウトにしました。

この試合放送席解説に古田敦也さんそして、前田智徳さんゲスト解説松坂大輔投手とともにお送りしています。 ただ、本当に両チームともにただ松坂さん先ほど少しお話も頂きましたけどやはりこのマツダスタジアムで戦う相手チームにとってみるとこの終盤というのはなんとも嫌なムードになるわけですか。 マツダスタジアムの一角に陣取ったホークスファンからも大きな声援が出ています。 ですから、前田さん本当に両チームともに中継ぎ陣を含めまして何か1球1球、力のこもるプレッシャーのかかる場面が続いていると思うんですが。

1アウト、ランナーなしで打順は9番ピッチャー、森に代打、長谷川が起用されます。 2アウト、ランナーなしで上林です。 前田さん、上林としてはちょっとなかなかタイミングが合わないなというところなんですかね?ちょっとというか何かクライマックスシリーズを私も中継してたんですがらしいスイングがなかなか見られませんので。 そんな中で、この加治屋がソフトバンクのブルペンホークスのブルペンを今シーズン支えてきました。 1アウト、ランナーなし菊池がバッターボックス。 2アウトランナーがなくなって丸です。

ほとんどのピッチャーが投げミスないですし甘いボールを、しっかり捉えていきたいところですが見させてもらっていますね。 延長10回まで両チームともに5人ずつピッチャーをそれぞれつぎ込んできました。 カープ6人目のピッチャーです。 古田さんジャクソンで言いますと今のスライダーが1つ、鍵になる球種ということですよね。 基本的にはストレートとスライダーが中心のピッチャーなので、ある意味パワーピッチャーなんですが。 1球目はバントの構えを見せたグラシアル。 ピッチャーの横に転がします。

私もこのヘルウェグはなかなか見たことがないんで。 2mの身長がありますヘルウェグ。 ただ、この回ホークスとしてはグラシアルが送りバントを決めてチャンスを広げて1点をもぎ取りに行く攻撃をその中で前田さんカープにとってみますとヘルウェグがある意味秘密兵器のような存在というか。 そしてヘルウェグが迎えるバッターが内川ということになるわけです。 この投げ方を見ると右バッターだとインサイドのほうにストレートでもその当たりを狙っていち、にの、さんでただ、様子を見てでしょうね。

ノーアウトランナー1塁になりました。 先ほどのピンチを乗り切りましたからちょっと加治屋投手も間が空いたので3ボールになったところをもちろんフォアボールもヒットも一緒なんですけども決めに行っていますのでね。 これ、古田さん、当然カープもスコアリングポジションにランナーを進めるという形ですね。 1塁もアウトダブルプレー!カープ、ノーアウトのランナー進められず。 2アウトランナーなくなりました。

ですから、松坂さんこの球場でマウンドに上がるピッチャーというのは本当に色んなプレッシャーを受けながら投げることになるんですね。 加治屋投手も普段から、セットアッパーで大事な場面、同点とか1点差で出ますからやはりランナー1人出てもランナーに注意しながら投げるというのに慣れてますからね。 それでは今日の試合延長に入ってからのハイライトをご覧いただきましょう。 ご覧のように12球団の盗塁阻止率1位が甲斐で2位が高谷。 ソフトバンクの2人のキャッチャー。

中田の1球目、バントピッチャー前に転がした。 ここまで先発投手千賀、大瀬良両投手以降両チームの中継ぎリリーフ陣が懸命に踏ん張ってきました。 追い込んだのはカープバッテリー。 3ボール2ストライクフルカウントになりました。 ボールはサードファウルグラウンド。 去年も日本シリーズ第6戦延長11回の裏日本一を決めるサヨナラタイムリーを放ちました。 前田さんカープバッテリーとしてはもう3ボールになった段階で…。 2アウトですしあと1つ、このグラシアルで全力でとれば負けはないです。

こう見ると古田さんバッテリーとしてはストレート中心になるんですか?だから、ここでグラシアルが狙い球を変えてくる感じがするんですよね。 次の球、何が来るかというのを予測するのは非常に難しいんですが普段からこう意識させたら変わる選手と、1球目ファーストストライクくらいは変わらないという人もいるのでそういうところももしかしたらデータで入ってるかもしれないですね。 2アウトフルカウントになりましたのでランナーがスタートを切ります。 ネクストバッターズサークルには柳田も控える。

左ピッチャーだとモイネロ、嘉弥真という前に出てこなくてはいけなくなりますよね。 モイネロ投手の力強い真っすぐを本当に、松坂さんこの終盤での強さというのがカープの今シーズンというかリーグ3連覇の原動力にもなっているわけですよね。 延長12回裏2アウト、ランナー2塁フルカウント。 始まる前からお互いに特に途中から投げるピッチャーにかなり自信のあるチームなんでこういう展開は予想されたとはいえただ、そういうところでも得点を許してくれないソフトバンクの投手陣ですね。