予選6位通過の日本は5位通過のブラジルとまずは平均台。 見守るのは白井健三選手も指導していますが畠田選手のお父さん好章さんです。 畠田選手は予選でも大きな演技を披露してくれましたので予選と同様に本当に守ることなく大きな演技着地の姿勢が畠田選手は持ち味ですので着地の姿勢の高さ。 なんとか畠田選手は1人目の演技者として乗り切りました。 いよいよ日本東京オリンピックを目指した大切な勝負スタートを切りました。 銅メダルで東京オリンピック出場を決めた日本男子団体。
日本の2人目はキャプテンの寺本明日香になります。 過去2度の世界体操でいずれもオリンピックの団体出場権の獲得に貢献をしてきました。 何も言わず、みんなに演技でついてこいというタイプですので今大会もキャプテンとして予選、全てすばらしい演技で乗り切ってくれました。
第1種目、日本はまず非常に採点の面でも厳しいといわれる平均台を切り抜けました。 この平均台次のゆかも得点が比較的出にくい種目ですから前半を終えた時点で6番、7番ぐらいというのがある程度想定内なわけですね。 それは最初のあん馬を乗り切ったからだと思うんですが女子平均台、よかった?よかったですね。 メダル獲得なら東京オリンピック出場決定というところなんですが女子予選は6位でした。 リオオリンピックで4つの金メダルを獲得したアメリカのバイルズ選手が世界の舞台に戻ってきました。
緊張感あふれる平均台を乗り切って女子団体決勝日本のゆかが始まります。 予選の際にはフロアの赤くなっている部分に触れてしまうとラインオーバーの減点があるんですが最後のアクロバットの際にラインオーバーの減点を取られていたりした畠田です。 非常に上手にダイナミックなアクロバット着地、ひざの使い方。 男子は銅メダルを獲得して2年後の東京オリンピック団体出場権を獲得しました。 寺本明日香が床のフロアに姿を見せました。
寺本選手も実は最後のアクロバットで予選はラインオーバー形で0.3という大きな減点がありました。 アメリカはハードが去年村上茉愛とまさに個人総合の金メダルを争いました。 第1種目を終えた時点ではアメリカを追いかける形で中国、ロシアと続いています。 ロシアは予選2位通過ですからアメリカと、まさにバイルズたちの演技を見ながらやっているわけですね。 交互に演技をしていくこのロシアにとっても追いかけるという気持ちが非常に伝わるムスタフィナ選手の演技でした。 ロシア、ムスタフィナの得点です。
3位ですが、フランス、ドイツ日本は点の出づらいといわれていた2種目を終えて6位といいポジションにつけました。 15歳のときから日の丸を背負い続けおととしのリオオリンピックでは女子個人総合日本勢52年ぶりとなる入賞を果たした。 もちろん日本の3選手も大変、期待のできるこの選手、Dスコアはそれほど高いDスコアにはなっていないんですが先ほどの1本目もそうですが着地のとり方、Eスコアを少しでも上げるという演技構成になっています。
各国、ジュニアの強化も非常にヨーロッパ勢には強いジュニアの選手もたくさんいますので2年後の東京に向けて、各国どの決勝に出てくるかというのは本当に最後まで分からない戦いになると思います。 フランスは2007年のシュツットガルト大会のそれ以来の団体決勝進出です。 種目別決勝は同じアメリカのバイルズに次いで2位で決勝進出を決めました。 1つ1つの宙返りの高さというものもアメリカの選手は大変見栄えがします。
1つも失敗の許されないという平均台の中で技を、やはりムスタフィナ選手は上げてきていますのでゆとりがあるといいますか攻めの演技体操をさすが見せてくれるロシアの強さを非常に感じるムスタフィナ選手の平均台でした。 5年前にはこの種目の金メダルを獲得していますアリヤ・ムスタフィナ。 ここまで1種目め、2種目めともに最終演技者として登場してきました。 前方の開脚宙返りからジャンプへの連続。 このあとの個人総合種目別と非常に楽しみですね。
フランスのこの種目のポイントゲッターです。 最終種目最後の演技が終わるまでアメリカの金メダルを除けば本当に分からないですね。 ですが、ご覧のようにブラジル、フランスドイツ、日本、中国。 北村さん、改めてブラジルが日本と回っていますが跳馬で予選を大きく上回る得点をブラジルの強化がうかがえた跳馬でした。 3位ブラジルを銅メダルラインと想定するとフランス、ドイツ、日本までに1.735という僅差の中に4チームがひしめき合っています。
世界体操では実に11個のメダルを積み重ねてきたムスタフィナの世界復帰戦です。 このロシアからブラジルフランス、ドイツ、日本、中国の6チームで2つのメダル。 同時に、残された東京オリンピック出場枠を今年の世界体操で最後、奪い合うという形になりました。 こういった表現力去年の世界選手権よりもそのときも2か月前は全米選手権個人総合6位というところから世界の金メダル。
本当に杉原選手本人が一番悔しかったと思うんですが平均台、ゆか得意種目、まだまだ日本にとって必要な選手ですのでまた帰ってからきちんとリハビリをして努力をして来年を迎えてほしいと思います。 日本は今回ドーハに杉原、寺本キャプテン村上、畠田、梶田という5人でやってきました。 中国、162.396というのが最初に閉脚のシュタルダーD難度。 日本のキャプテン、寺本明日香。 そして、ゆかではアメリカ、マッカラムの演技。 アメリカはリオメンバーがバイルズ1人という若いフレッシュな中でも強さを見せています。
世界選手権にくる前にもとにかく安定している演技が畠田選手の持ち味ですので緊張するなというほうがこの状況は無理だと思います。 最後はムーンサルト!戦い抜きました!世界体操ドーハを締めくくる日本、畠田瞳の演技でした。 リオデジャネイロオリンピックから更に進化をしてきました。 そして2本目がバイルズ選手の名前のつく伸身2回宙返り2分の1。 昨日、団体銀メダルのロシアの男子選手たちの姿も見えました。 リオデジャネイロオリンピック8位入賞の立役者ヘベカ・アンドラージです。