世界体操ドーハ2018 女子個人総合決勝

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この番組のまとめ

腰痛で演技ができなかった杉原選手一番右の梶田選手は決勝こそ出番ありませんでしたが予選では急きょ4種目演技して日本の団体6位に大きく貢献してくれました。 ですが北村さん、村上茉愛は去年は予選トップ通過でメダルまで最後0.1点差の4位。 ご覧のように今、選手たちが最後の練習を行っていますが24人が予選の通過順位順に6人ずつ4組に分かれて4種目を同時に今日は行っていきます。

リオオリンピックでは団体、個人総合種目別のゆかと跳馬で4冠を達成。 そして、この直後に跳躍を行うシモーネ・バイルズが今体操女子選手最高の選手といわれています。 モーガン選手同じ村上選手との跳躍でしたが少し腰取りが後半、着地の前に見えましたのでその辺がどのようにモーガン・ハード得点が出ました。 リオオリンピックでは4つの金メダルを取った選手。 リオオリンピック後にルール変更された世界最高得点ただ1人、圧倒的な金メダルかと予想されていましたがそのバイルズがまさかの転倒スタートになりました。

ただ、今回上位3チームに与えられる東京オリンピックの出場権は獲得ならず。 来年の世界体操で上位9チーム今回出場権を獲得した3チームを除いた上位9チームに入ってカナダも日本と同じようにオリンピック、団体の出場枠を目指しています。 次の2種目目の段違い平行棒は多少、点数が稼げませんのでまた3種目目以降に期待したいと思います。 こういった着地のゆとりのある見せ方寺本選手の得意としている部分ですのでご注目ください。 過去この世界体操でオリンピック出場権獲得にも何度も貢献してきました。

さあ、2種目目村上選手は段違い平行棒からのスタートですが米田さん、いかがですか?まず段違い平行棒は我慢の演技をすること。 最後のゆかは昨年の世界体操種目別で金メダルを取った種目です。 3種目目の平均台ですが非常に大きいミスが出やすいんですが日本、村上の前に立ちはだかる最強のライバルアメリカのシモーネ・バイルズ。

中国、ラ・カンの平均台次の村上が臨んでいく段違い平行棒ですがそのあとの平均台というのが得点がEスコア出来栄え10点満点から引かれる度合いも大きい種目になります。 トップで第1種目を終えた去年のチャンピオン17歳、モーガン・ハードから段違い平行棒が始まります。 最初に、3つのD難度以上の技の組み合わせ閉脚シュタルダー背面とび越しそしてシュタルダー1回ひねりトカチェフ。 かつては苦手といわれた段違い平行棒ですが予選は全選手2番目の高得点ですね。

寺本は平均台スタートそして、このゆかを終えると1つ、強い思いで恐らく臨んでいく跳馬が第3種目にあります。 平均台は得意種目ですが団体は予選決勝、落下がありました。 これまでの試合運びでうまくつながっていないと思いますと特に選手は演技が小さくなってしまいますのでこの選手もちょっとこの演技、平均台少し硬さが感じられます。 この平均台は落下の危険性が一番高い。 メルニコワは次の平均台をどう切り抜けられるか。

男子の鉄棒でもきのう、選手たちがご覧のように素手ではなくてプロテクターを着けてこうして女子の段違い平行棒も演技を行っていきます。 さあ、段違い平行棒この人は種目別でも金メダルの筆頭候補とご紹介しましょう。 最初のまずG難度足裏支持回転伸身の背面とび越し。 次が去年世界体操で決めたオリジナル。 足裏支持回転1回ひねりからムーンサルト。 段違い平行棒の金メダル筆頭候補のニナ・デルバール。 団体こそ11位決勝進出なりませんでしたが東京オリンピックに向けて強化が進む国の1つです。

平均台中国、チン・イチラクは14点台高得点を出してきました。 段違い平行棒世界のトップの選手たちが14点台中盤、後半を出してくる中でデルバールの得点は15点台が出ていたんですね。 このデルバールは出来栄えEスコアが8点台中盤から後半を出してくる選手です。 僕たち段違い平行棒の間近で見ていたんですけども村上選手着地までしっかりと決めるいい演技で、そしてすばらしいうれしい笑顔が見られましたね。

後転跳びから後方の伸身宙返り連続。 団体決勝のときもちょっとこの決勝はらしからぬ演技になりました。 演技の出来栄えは10点満点から減点されていきます。 ちょうど、この跳馬は着地する場所演技する場所が選手・関係者席の目の前ですからね。 寺本の得点Dスコアはもちろん5.8出来栄えも8点台後半。 非常に高い得点を寺本明日香、出してきました。 2種目を終えて4位ロシアのエース、メルニコワがこれから平均台の演技を行います。 団体決勝では演技をしませんでした。 後転跳びから後方の伸身開脚宙返り。

なので、ここまで負担のかかる試合というのを積み重ねたのも恐らく怪我が治ってからは初めての世界大会だと思いますのでもちろん、今日の最後の演技までそして、あさっての種目別、ゆか最後までぜひ、笑顔で乗り切ってもらいたいと思います。 跳躍板の位置をもう一度確認しているこの平均台村上茉愛、どんなところが北村さんポイントになってきますか?本当に村上選手らしいリズム非常に淡々と演技しますのでそこがまずは1つのポイント更には、ふらつきとにかく0.1、0.3はない決勝ではすべて取れましたのでDスコアを落とさない。

片足の前方宙返り交差ジャンプ、ジャンプ。 後転跳びから後方の開脚伸身宙返り。 ジャンプのこの開脚度ですねこういったところも非常にすばらしく、美しく思い切った演技。 やはり小さくなりがちな平均台の演技なんですが村上選手は自信を持ってこの演技に臨んでくれました。 いよいよ今年の女子個人総合も村上茉愛、3種目目まで終えました。 少し左足の親指の辺りですか?ちょっと着地したあとにも村上茉愛は現時点で暫定4位です。

北村さん予選の得点も見ながらそして、現在の村上上位選手との得点差を見ながらどんなふうに予想されますか?演技順で行くとメルニコワ、デルバールは村上の前に出てきますね。 もちろん、ゆかはメルニコワ選手が得意としていますしデルバール選手はそこまでDスコアが高くないというところもありますのでただし、Eスコア勝負。 本来ですと、村上選手6.0のDスコア演技構成を持っていますのでそれが予選、決勝と6.0取ることができていません。 このメルニコワのあとにベルギーのデルバールそして村上、ハード最後にバイルズが出てきます。

メルニコワも心配そうに得点を待ちます。 そして続いて3種目を終えて2位去年、種目別、段違い平行棒でベルギー女子デルバール選手独特のゆかの表現力ぜひこの美しさにご注目ください。 メダルに十分届くメダルをつかむにふさわしい演技を村上茉愛は見せてくれました。 まだ3人を超える選手たちが演技を残しているわけですが全4面のフロアで同時進行で行っていますが現状の得点を見る限りこの時点で暫定のトップに立てばメダルはほぼ間違いありません。

十分に出せる得点の1つですので残す2人が去年のチャンピオンそしてオリンピックチャンピオンのシモーネ・バイルズ。 13.733というのは今大会3度目の演技最も高い得点を寺本明日香最終種目でも出してきました。 村上茉愛日本女子個人総合史上初めての銀メダル以上が決まりました。 そして、今年の女子体操選手の世界一を決める個人総合最後の演技者になります。 そして、このバイルズの得点がまもなく出ますが寺本選手も段違い平行棒13.733という高得点を出しました。