あなたには渡さない #2

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この番組のまとめ

高級料亭 花ずみに嫁いで20年上島通子は 女将のキクからのけ者にされてきたしかし キクが死んで1年後板長である夫の旬平の愛人矢萩多衣の出現で人生は一変するわたくしご主人をいただきにまいりました。 すでに 旬平のサインがしてある離婚届を目の前に通子が出した条件は…私… この花ずみの女将をやらせてもらいます。 妻なら今の俺を振り返ったらどうだ?だが 花ずみは借金を抱え倒産する事が決まっていた旬平は 借金を通子に背負わせない事も理由にご主人を金で売ろうとおっしゃるの?まさか…。

この女将さんの帯本当は私がいただいたものじゃないんです。 義母が自分で刺繍したんですか?私が姑を殺したようなもんだって。 私には 「あなたを通子さん以上にかわいがってきたけれどしょせん あなたは息子のただの愛人で女将さんの声に聞こえます。 でも お前がそうさせてくれないならまずはおふくろの顧客名簿を使って以前の常連客を頼るしかないだろう。 いや そうじゃなくてさ偽装離婚なんでしょ?だったらお父さんと同じアパートの別の部屋 借りるとかさ。 あっ またフライングとか言う?もしかしてあの運動会の?そうそう。

それからの私は店の開店準備に追われその合間に 八重さんに頼んで着付けを習い…そして 新生花ずみの開店を翌日に控えた夜思ってもらえるかもしれないじゃない?ああ いいね。 いったん水商売に手をつけると決めた以上私は あなただって あの女だって私自身だって利用し尽くすつもりよ。 笠井芯太郎さんです。 八重さんと佐知子義姉さんもボランティアで手伝いを買って出てくれた初日を盛況で終えると2日目はさらに客が増え…どうぞ こちらに。 3日目 旬平一人では限界が見えてきた頃…あっ すみません ただ今 満席…。

えっ!?ああ… さっきのあの小切手代わりの書だがもしも気に入らなければ銀座の芳美堂という美術商に連絡してくれ。 私の中の…女?あの老人は 著名な日本画家大角六扇であったその 華の文字が福を呼んだのか今日も忙しかったわね。 皆さん 「美味しい 美味しい」って食べてくださって私も 味見と称してあなたの美味しい料理が食べられて 得した気分。