脚本家の内館牧子さんとそして 主演をなさいました舘ひろしさんです。 すごい映画賞ですからね。 だってモントリオール世界映画祭の賞なんですけど最優秀男優賞です。 国内でも 次々 ブルーリボンとかお取りになったんですけど外国の賞は 舘さんっていう人を普段 皆さん ご存じなくてなんだか とってもボサッとしてる人なんでしょ？だから 普段の舘さんと違うっていう事だったら私は まあ 『終わった人』というので見てるんだけど外国の人はそういうの知らないでこれ ちょっと きついなと思って。 ちょっと映画のＶＴＲがあるので。
あっ お父様とお母様？あー 本当だ。 キレイなね お父様とお母様。 でも キレイなお母様ね。 でも お母様 「あなたはともかく映画は面白かった」って？そうです。 話 違うんですけどねえ 足の指 折ったのそれ どうして？お花見してて…？お花見をして坂道を… 六本木のテレビ朝日からの帰り。 キレイだなって見てたら下の段差に気が付かなくてグワーン！って転んじゃってここも打って足も折ったんですけどただ その時頭の方が心配になってですね。
これ 電動車椅子なんですか？いや 違います。 これ 面白いですよ。 僕ね… こんな言い方失礼かもしれませんけどね『終わった人』より面白い。 すごく面白いんですよ。 本当に？本当に。 いや 本当に面白いです これ。 面白い。 でも あれでしょ？男の人の事 書くにしても女の人の事 書くにしても人間書くのって 面白いでしょ？面白いし 自分がなんか やっぱりできないことを登場人物に言わせたりやらせたりするからそれは すごく面白いですね。 えっ！ 本当ですか？作るんですよ。 本当に？モデル いないんです。
石原プロの入社会見っていうのがあるんですね。 あっ これ？あっ 裕次郎さん。 それは もう 石原さんと渡のおかげだと思ってます。 渡さんが ひと言今度の賞の時なんて？「大根に…」。 お前は…俺らは みんな大根だけど石原プロはね石原裕次郎さんはじめ全員 大根だけどお前は大根に花を咲かせてくれたな」って言ってくれたんです。 でも ブルーリボン賞は渡さんも石原さんも取ってらっしゃるから。 でも やっぱり こうやって賞を取っていただくっていうのは原作者冥利に尽きますよね。
お父様がお医者様でいらっしゃって本当は お医者様になるべくお勉強してらしたんでしょ？あんまり勉強しなかったんでなれなかったんです 私。 それは すごいわねお医者様行くのにねお化粧して行くって。 でも お化粧して行くと顔色が わかんないからねちょっと お医者様困っちゃうんだと思いますけど。 たとえダメでも 大丈夫だって言うのが医者だっていう。 でも 今の医者って 淡々とこれこれこれで こういう状況でこうだという事を言うじゃないですか。 内館さんの興味深い老人論。