ゴルフ界を盛り上げる黄金世代の代表格、畑岡奈紗が首位に立っています。 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯現在、畑岡奈紗が15アンダー最終ラウンド、バックナインに入っていますが、森口さん、初優勝に向けて、いい形で入ってきました。
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯。 優勝者には大会杯、文部科学大臣杯に加え、コニカミノルタよりクリスタルトロフィーが贈られます。 昨年、小杉カントリークラブで開催された日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の優勝者は申ジエ。 優勝賞金3600万円がコニカミノルタ株式会社から贈られました。 “新しい価値”を創造し、より質の高い社会の実現に貢献するコニカミノルタより、優勝副賞としてカラー複合機「bizhub C4050i」が優勝者に贈られます。
そして、同じくアメリカツアーが主戦場、日米通算6勝の畑岡奈紗です。 この畑岡奈紗や渋野日向子といった黄金世代を中心とした選手たちが今大会でも活躍しているんですが、その中にツアー未勝利、シード権をとったことのない選手たちも数多く5番目に難しいホールとなっている、このファイナルラウンドです。 先ほども渋野プロが話していましたが、そもそも、渋野プロが高校生のときに勝みなみが優勝し、畑岡奈紗がアマチュアで優勝し、そのあたりから黄金世代のうねりができ始めました。
アジアナンバーワンをかけての戦いにすべく、このフォン・シャンシャンが、さらには韓国の朴仁妃が今大会に参戦しています。 私はショット力はかなり評価しています。 ホールインワンがあって、そこから一気にパッティングもかみ合ってきてという吉本ひかる。 畑岡奈紗のティーショットです。 フェアウェイ左サイド。 きょうはピン位置、右奥ですから、フォン・シャンシャン、何とかフェアウェイを捉えてきました。 そして、画面は15番、短いパー4の篠原まりあのセカンドショットです。
ここはラフから出てきて、フェアウェイからの2打目です。 そうなんですよ、きょうの吉本ひかるもそうでしたし、2日目の畑岡もそうですが、基本的にラフに行くと、トラブルに見舞われる。 フェアウェイキープ率の非常に高い吉本ひかるですが、最終日、最終組、なかなかうまくいきません。 恐らく、フェアウェイキープも重視して、ショットに臨むことが多いですよね。 その年の新人が集まる新人戦で優勝した実績を持つ篠原が、しっかりフェアウェイを捉えてきました。
セカンドショット。 篠原まりあ、河本結と同じ組で最終日、セカンド地点、河本結、ラフからです。 ちょっと畑岡が、まごまごしていると、捉えていくというようなフォン・シャンシャンのショット。 世界のランクの日本人選手のトップに位置する畑岡奈紗。 同世代、同年代、黄金世代の渋野日向子が全英女子オープンで勝って、また、一つデビュー当時から、ずっと使っているこのパターです。 この大西葵も、きのうフォン・シャンシャンが、コースレコードを出す前は、大西葵が8アンダーで…。
畑岡選手も、ここはフェアウェイに置くことが大事です。 俄然、今ので絶対フェアウェイキープという気持ちです。 村口さん、フェアウェイに出てきました。 フェアウェイキープ。 さあ、日本女子オープン連覇の経験のある畑岡奈紗が、この大会を勝ちますと、国内メジャー3勝目ということになります。 今回セミラフを設けていないので、本当にちょっとフェアウェイを外すとこれもまた全くボールが見えてませんよね。 フルショットしてこなかったですね。 コントロールショット。
この三ヶ島かなも、非常にいい形で、ここまで進んできていまして、フェアウェイキープ率、本当に高い選手で、今回のこういうセッティングでは強いんだろうなと思われる選手の1人でした。 さて、ロレックスランキングは、女子プロゴルフの総合ランキングです。 世界中のツアーの状況を勘案してランキングをつけています。 このランキングは、日本のプレーヤーにも非常に励みになっています。 特にこのメジャーでのランキングアップをみんな狙っているわけですね。
今、畑岡選手がどういう気持ちでプレーするかですね。 ドライバーの飛距離、2人ともドライバーを持ちましたけれども、畑岡さんのほうがアメリカツアーでもデータ的には飛んでいるランクです。 畑岡はまさに、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の最終日。 残り3ホールは、自分自身との戦いにもなってきました畑岡奈紗です。 黄金世代、畑岡が帰ってきて、今、この女子ゴルフ界に風は吹いていると思うと。
現在17アンダー、トップをひた走る畑岡奈紗。 この女子プロ選手権の72ホール、最小ストロークは、去年小杉カントリークラブで申ジエが記録した16アンダーですから、そこは、十分に射程距離。 女子プロ選手権の記録の先には、国内の公式戦の開催されて、そして、エイミー・コガさんがトップ合格。 もちろん今回の恐らく先ほど来てくれた渋野選手も、ほかの選手も、またここに向けてぐっと力を蓄えていくことになるんでしょうね。
思い起こせば初日は渋野日向子の29ラウンド連続オーバーパーなしのツアー新記録で始まった今大会で、この最終日は畑岡奈紗が一体どこまで伸ばすかという、黄金世代に始まり、黄金世代で終わりそうな、今年の日本女子プロゴルフ選手権黄金世代の同年代、同学年は置いていかれまいとして、そして、それ以外の上の世代、下の世代も、私たちもということで、まさに、今、大きなうねりになっている女子ゴルフ界。
日本女子プロゴルフ選手権大会の4日間の最小ストロークは更新していきそう。 しっかり一気に視界が開けて、ただそこでイケイケになるだけでない18番の見事な抑えをきかせた畑岡奈紗、17アンダー、優勝に向けて、一人旅の18番、セカンド地点に堂々と胸を張って向かっていきます。 そして、畑岡奈紗は国内でのメジャー優勝も最年少記録、国内メジャー2勝目も日本人最年少記録。 さらにはアメリカツアー優勝も、アメリカツアー3勝目を上げているんですが、その全てが日本人の最年少記録、そして、きょう、国内メジャー、3勝目。
その危険性も感じながらのセカンドショットでした。 フェアウェイキープ率の高い吉本ひかる。 そうさせているのが自分でつかんだ15番、そしてやっぱりそもそもがアメリカ航空宇宙局NASAが名前の由来で、前人未踏のことをするようにという願いが込められての名づけだったんですが。 今年アメリカではそこまで全体的に調子がよくなかったんだけれども、何とかショットでしのいでましたと、本人も言っていましたが、それを見せました。 東京のオリンピックで恐らく、また会うことになるフォン・シャンシャンもピッチングウェッジです。