時効警察はじめました #2

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この番組のまとめ

日下部秋斗ね…今 大人気だもんね。 そんな事に現を抜かしてないで仕事しろ!仕事はしてます!おっ なんだ?親に向かって その態度はなんだ?まあまあ… まあ!彩雲くんは 刑事らしく彼の推理小説のファンなのかな?本は買いますけど一度も読んだ事がありません!私は 秋斗の顔が好きです!いい加減なファンですね。 ミステリーって言えば日下部秋斗の父親もいろいろミステリーだったよね。 ほらほら ほらほら これ!「有名ミステリー作家密室殺人事件」いくよ 霧山くん! ほれ。

聞き込みの結果 事件前日の夕方に日下部家近くで背の高い怪しい女性の目撃情報があったり女性から 不審な電話があったりした事からその女が犯人ではないかと推測された。 病死?結果密室の謎も解けなかった事から事件は時効を迎えた。 あっ もちろん密室殺人のトリックを完璧に解いてやろうって気は満々です。 まあ 趣味なのでゆるゆるいく感じなんですがこの密室事件挑んでみようかと。 父の事件以来極度の人見知りになりその上 しゃべれなくなってしまったんです。

父の死は ミステリー作家として最高にして究極の死に方です。 日下部秋斗は嘘をついていたとな。 私 日下部秋斗担当編集の芝浜でございます。 「時効管理課」それってえと あなたも?交通課です。 そらまた なんで 交通課の方が?あっ 三日月くんは付き添いです。 芝浜さんは秋斗さんのお父さん日下部光晴さんのご担当でもあったんですよね?そうですねえ。 私 新人でねこちら もうミステリー界の巨匠でしたからね感動ものですね!ああ それは全然違いやすよ。

お母さんが亡くなってから秋斗さんの態度が変わったっていう事ですか?旦那 あっしは秋斗の担当ですが光晴先生にも恩義ってものがあるんです。 まず 犯人は ここで光晴さんをナイフで刺した。 ウキッ!そして 猿はナイフを取って 天窓から逃げた。 えーっ!?日本推理作家協会の理事長も務めた 佐野洋の短編『声の通路』に 同じように猿を使ったトリックが出てきます。 では 犯人が調教したオウムが天窓から飛び入ってきてそして ドアの鍵を閉める。

すごいトリックの知識量ですね。 さすが秋斗様!もう一度 密室トリックの謎考えてきますね。 亡くなられたのは光晴さんが亡くなる1年前でしたっけ?そうです! 元々お体が強くなかったんですがひとえに奥様の献身に他なりません。 奥様は 旦那様に全てを捧げていらっしゃいました。 でも 旦那様は奥様にも厳しくて…。 あっ 待って!本当は しゃべれたりして!私のミステリー作家としての人生はここで生まれそして 育ったんです。 気になったトリックは本当にできるか試したりなんかして…。

どれもこれも年季が入ってるね!さすが ミステリー作家のコレクションって感じだね。 ああ ただ ミステリー小説の話を聞いただけです。 ちなみに秋斗くんは どんな話 してたの?子供の頃 小説で読んだトリックを実際に試してたって。 頼まれたミステリーのメモです。 秋斗さんのお父さん日下部光晴さんは言わずと知れたミステリー界の巨匠。 一切妥協しない 厳しい性格でミステリー小説においてのみならず…。 あなたはミステリー小説のトリックを実際に試したりして熱心に研究されてましたよね?いいえ。

このトリックは 横溝正史の金田一耕助シリーズの一編以上が 僕の趣味の捜査で得た事件の真相です。 …というのは 嘘です!えっ!?嘘?あっ 脇汗!嘘をつき続けていたら どうやら僕のドーパミンが活性化してこの密室トリックもう解けてるんじゃないですか?どうぞ ご自由に。 密室トリックを完成させたのは…光晴さんです。 うう…!二度目の刺し傷が致命傷になったが窓を開けてナイフを庭へ放り投げるとなんとかトリックを成立させるためにリクライニングチェアまで戻った。