さて 一体 どなたでしょうか?岸谷五朗さんと寺脇康文さんです。 僕が22歳 五朗ちゃんが二十歳で劇団スーパー・エキセントリック・シアターという三宅裕司さんの劇団に…。 えっとですねやっぱり 寺脇さんは割と映像思考で劇団にも入ってきてたんで。 それで三宅裕司さん主宰の劇団にお二人ともお入りになって看板俳優で10年ですって? もう。 この劇団にいる頃に若手公演みたいなのを…。 それこそ 寺脇さんと僕と一緒にメンバー集めて公演 打ったりしてたんですね劇団の頃に。
ちょうど 阪神・淡路の時に僕ら 地球ゴージャスを結成したんですけれども。 例えばテレビ局とか来させて頂くと楽屋は別々の名前で 別の部屋を用意して頂いてますけど5分ぐらいすると寺脇さんが荷物持って入ってくるんですよ。 芝居の楽屋もロングランで3カ月 一緒で…。 ある時 新幹線に乗って新幹線がガラガラだったんですよ。 で 寺脇さんと僕がいつものように隣同士でいて2時間半… 大阪。 それを後ろで見てた風間俊介が「なんで こんなガラガラなのに2人でいて…どこまで仲いいんだ」って 彼からあとから言われたんですけど。
だから 舞台上で 多分僕ら 2人が楽しんでいる事がこのお二人が俳優を目指した瞬間っていうのがあるんですけどそれが 随分不思議な感じなんだけど あなた?お金を稼いでいくのかなと思った時にエスカレーターを降りる寸前にあっ役者だなと思ったんですね。 考えた時に 本当に…本当に降りてきたように寺脇さんと同じなんですけどあっ そういえば 俺は舞台俳優になるんだったって思ったんです。
でも 岸谷さんは今 お母様と同居してらっしゃるんですって?はい そうです。 母が すごい… 本当に文学少女で。 書庫 何千冊…。 文学少女だったんでしょうかね。 本当に? いいわね。 寺脇さんのお母様は岐阜で1人で…。 でも あなたのお母様ってさあなたを産んだあとおすし屋さんになったってそれ 本当なの?しかも 握る…。 大将になったの?当時 やっぱり 女性って手が温かいから向かないみたいな時代だったんですがもう 若手2人ぐらい使っておふくろが握って。
でも 寺脇さんは意外と保守的なとこがあって海外にあまりお出かけにならないと。 面倒くさい?岸谷さんは お好きなの?僕は逆でバンッて休みがあると すぐニューヨーク 芝居 見に行ったり海外とかバンバン行っちゃうんですよ。 全然 どっちかっていうと 箱根でのんびり温泉入りたいタイプ。 どこ行きたいの?」「俺が全部セッティングするから」って言ったらなんか「暖かい島に行きたい」とか甘ったれた事 言って。 そんな言い方したの?「じゃあ わかった」って言ってプーケットの…じゃあ プーケット取って 全部。
シングルっていうか ダブル。 「うわ 五朗ちゃんダブルの部屋になってるよ」。 「ツインルームをお願いします」って言ったら「ノープロブレム」って言われて。 本当。 ガラス張りなの?どういう部屋…。 本当?「見てないよ」なんてね。 本当。 五朗ちゃんの悪い癖で一緒に行った事がある店の話をしても忘れてるんですよ 本当に。 そうなの?例えば 大阪に行った時においしいすっぽん料理屋がありまして。 本当? そこのとこ ちょっと岸谷さんからするとちょっと考えてほしいところ…。 『徹子の部屋』で初めて注意しました。