おばあ様の海老名香葉子さんとそして お孫さんのたま平さんと今日は おいで頂きました。 終戦から７５年を迎える今年東京大空襲で戦災孤児におなりになったあなたが４代。 そこのお子さんに初代 林家三平さんという天才的な方がいらっしゃいまして。 そして九代目 林家正蔵さんという方が息子さん。 ずっと このまま続けてラグビーやりたいともお思いになった？その当時は やりたい気持ちとまた 落語家になりたい気持ちがちょうど半々…。 冬の時に尾張屋さんっていう浅草のそば屋さんにつれて行かれましてそこで落語家になりなさいと。
観音様 お参りしてからじゃない？一緒に こう そのあと…。 表に出て 浅草の浅草寺の仲見世通りを真ん中 ２人で通った…。 で ２人で「どうする？どうする？」って言いながら観音様 手合わせてそれで 下りてきて「どうする？」って聞いたら「ばあば 僕は跡を継ぎます」って。 本当に？私 この子たち並べてええ？ 水着作ったんですか？そう。 でも 本当に 戦災孤児で本当に１人になっちゃったっていうね 感じが今の あれだけでもよくわかりますよね なんかね。
この時は 三平さんの新婚旅行に同行なすった時なんですって？もう みんなそう言ってますけどね結婚してすぐには箱根 みんな 行ってますの。 「痔を切りましょうっていうんでね痔が悪かったんです」「でも 直接の原因ではなかったわけですね？」「痔は違う… 副産物でね切っちゃうっていうんで外国の博士がやってくれたんですよ」「名医が執刀してくれたの」「そこに外国の博士もいらして？」「ジキル博士っていって」「ハハハハ…」「ハハハハ…！」「落語家っていうのはえらいもんですね」「寝ててもお勉強ですよ」「ええ」「ねっ。
夢はねパリで駄菓子屋をやる事。 パリでっていうのはいいんですけど 駄菓子屋って。 駄菓子の協会の方たちが今 ちょっと下火ですからね。 昭和２０年３月９日１１歳だった香葉子さんがその時 １人だけ 静岡の方に疎開していらしたもんで東京大空襲の時皆さん 亡くなって結果 お兄様だけが…。 みんな 行方不明なんですよ。 家族は 皆さん 亡くなってお骨もなく本当に 行方不明で １人で本当に 放浪するみたいなね。 それで死亡者名簿っていうんですか？学校へも行かずに。