羽鳥さて、東京都の小池知事がきのう、感染爆発の重大局面にあると強い危機感を示しました。 東京では１日当たりの感染者の確認数が３日連続で過去最多を更新していて感染経路がわからない患者も増えています。 史上初となる１年程度の延期が決まった東京オリンピック・パラリンピック。 齋藤今週金曜日開業のこちらのホテルも東京オリンピック延期の影響を受けているということです。 オリンピック開催中には更に海外からの宿泊客がオリンピック期間中は高めの宿泊料金を設定する予定だったといいます。
続々と駅のほうから居酒屋の従業員は小池知事のこの言葉に不安を抱いていた。 小池知事がきのう、感染爆発の重大局面にあると述べて夜間と今週末の外出を控えるように都民に要請しました。 小池知事がきのうの会見で今週に入ってオーバーシュート、感染爆発の懸念が更に高まっている今がまさに重要な局面だと述べました。
羽鳥そして、きのう東京で感染が判明した４１人のうち台東区の永寿総合病院というところの関係者が１１人となっています。 この永寿総合病院では今週の月曜日に７０代の男性患者２人の感染が確認されました。 そして、この翌日おとといになります火曜日女性看護師、３０代そして、６０代の女性患者の感染が確認されました。 そしてその火曜日には月曜に感染が確認されたうちのお一人が亡くなっている。 岡田さん月曜日に感染が確認されて火曜日に亡くなってしまうという。
質問をさせていただきたいんですが何年か前に海外でエボラだったと思うんですがアフリカで広がったときに日本から感染症予防のために行かれた看護師さんが帰国されて日本のテレビ番組に出演されたときに周りがどんどん医療従事者が感染していくのに対して怖くなかったですか？というインタビューに対して自分はちゃんと訓練を受けていてどういうふうにしたら感染しないかちゃんとわかっているんですと。
そして今回の新型コロナウイルスの怖さについて国立国際医療研究センターの大曲先生このようにおっしゃっています。 これは私が見た先生が言っておられたことですがまさに急性重症呼吸器症候群・ＳＡＲＳと一緒なんだよってことを言ったのを明確に覚えています。 というのは法律で抑えられるならどんどんやればいいんですがコミュニケーションというもののよく言われるんですが８割は言葉以外で伝わるんです。
その中でいえば小池さんのこのメッセージというのはやはり４１人の感染者ということを受けてその中で重みがあったと思うんですがすごく残念なことは達成すればよかったという意味ではなくてこの重みのある発言が皮肉にも連休のあとだったということもあるんですがそう考えると、ただ偶然のせいだけにもしないで例えば渡航者の感染が増えているそれから感染経路がわからない人が増えてきているというのはその前から徐々にわかっていることなのでむしろ、本当に早め早めにこういったメッセージ強いメッセージを出すことはできたんじゃないかな。
ですから、ちょうど五輪が延期になったというちょっと残念なニュースもあるんですがそれを逆手に取って空いた五輪の施設だとか選手村とかホテルとかあると思うんですが高木日本はここまで厳しくしないうちに本当に収まればいいなと思うんですが最後に決めるのは人の気持ちなのでこの気持ちの部分でやっぱりメディアはもうちょっと理論的なことを今までやってきましたが最後はあなたの精神力にかかっているというメッセージをもっと出していくべきではないかなとすごく今、更に感じています。
羽鳥そして、田坂さんきのうも来ていただきましたがきのう、日本の専門家会議にリスクマネジメントのプロを入れる必要があるんじゃないか。 なんで田坂さんがこういうことをおっしゃるかというと田坂さんは福島の原発事故で対策に実際に携わりましてリスクマネジメントの専門家でいらっしゃいます。
羽鳥今の田坂さんにリスクマネジメントというお話を頂きましたが岡田さん、田坂さんも決して専門家会議の人を批判しているわけではなくそういった体制があると専門家会議も最初はしっかりとした危機感を持つべきだ。 ですから、１１月の段階であとでわかれば人から人だったということがあとでわかるんですが１２月の段階で世界中で動物から偶然人に来たというようなそういうような認知から始まっていたところがリスク評価が甘かったなというのが日本だけじゃなくてというところが今回のパンデミックにつながっていったのではないかと心配されます。
これは間違ってはないんですがこれからのパンデミックの時代に必要なのは社会強靭化計画。 こういうことがもっと社会全体としてどのようなパンデミックに対してでも強靭な社会を作れるか。 そして、お金の問題経済対策です。 政府は緊急経済対策で５月にも所得が大幅に減少した世帯に現金を給付する検討に入りました。 経済対策の事業規模はＧＤＰ・名目国内総生産の１割に当たる５６兆円超を目指すと伝えています。
羽鳥そして東京オリンピック・パラリンピックについて１年程度の延期ということになりました。 羽鳥ここからは東京オリンピック・パラリンピックへの影響についてです。 ＩＯＣのバッハ会長との電話協議の３０分前安倍総理は大会組織委員会の森会長を総理公邸に招き１年程度の延期を提案する意向を告げました。 ＩＯＣ・国際オリンピック委員会のバッハ会長は２５日、電話記者会見を開き開催時期について合意したのは２０２１年夏までの開催だが必ずしも夏とは限らないとの考えを示しました。
男子マラソンの中村匠吾選手。 単純に１回決まった選手と決められなかった選手が試合をするのはメンタル面でアンフェアだ。 代表内定している人ですが１０４選手。 日本代表選手団はおよそ６００人が内定者の権利を守ってあげたい。 ですから、各競技ごとに知恵を絞って、選手たちがみんな納得するような方法を提案してほしいと思いますけどね。 田坂さん、いかがですか？代表選手ということに関して。
それからワクチンについてはコロナというのはワクチンが作り難いウイルスでございまして新型インフルエンザのようなものはワクチンのノウハウがございますがこれはなくてＳＡＲＳやＭＥＲＳでさえワクチンがない。 羽鳥東京オリンピック・パラリンピック１年程度の延期が決定いたしました。 これが今組織委員会とＩＯＣの試算で３０００億円ぐらいじゃないかといわれております。 組織委員会の武藤事務総長ですがこれ、おととい発言されました。
だから、ＩＯＣも将来的にオリンピックが継続してそれこそ安心と安全をもって開催されるために新しいルール自分たちが今までどおりの自分たちの要求をドンと突きつけるのではなくてどこかで我慢しながら折り合いをつけていくことを模索していただきたいなという気がするんですけどね。 もう１点申し上げたいのは先ほど岡田先生がおっしゃった１年後というのはオリンピック万歳、万歳といわれるような状況になっているかというところも慎重に考えておいたほうがいい。
斎藤きのう、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が消毒作業を終え横浜港を離れました。 そうした中、国内では消毒作業を行う特殊清掃の需要が高まっています。 感染拡大に伴い、全国でも消毒作業に追われる施設が相次ぐ中…。 これから新型コロナウイルス感染防止のための事前の消毒作業が行われます。 新型コロナの感染拡大で消毒作業の依頼が急増している特殊清掃業。