2027年の開業を掲げてきたリニア中央新幹線。 急ピッチで作業が進む長年 リニア問題を追いかけてきた池上彰。 全国の街角で聞いた 色々な疑問さらに 池上さんが足で稼いできた情報とともにリニア新幹線の今を考えていきたいと思います。 JR東海は 元々品川~名古屋間を40分でとなるとね…。 長年 リニア問題を追いかけてきた池上彰がついに 重要人物を直撃。 リニアプロジェクトのトップからどんな情報を引き出せるのか。 池上彰が金子社長に迫るお金とリニアについて。
JR東海の営業売上なんですけれどもその9割を 東海道新幹線が担っているという事なんですね。 これ大変な大風呂敷だなって言ってたらその後も着々と工事が進んでなんと ついに長崎新幹線もまもなく開業という事になるわけですからね。 まずは 神奈川県で進むリニア中間駅の建設現場をその目の前でリニア新幹線 神奈川県駅の建設が進められています。 ノンストップのリニア新幹線で品川と40分で結ばれる愛知県の名古屋駅。 大村知事が熱く語るリニア新幹線がある未来。 リニア新幹線は大阪へ延びるまではここ名古屋が終着駅になります。
リニア工事最大の壁となっている静岡県。 なぜ 川勝知事はリニア建設に「待った」をかけるのか?おととし 東京都調布市で外環道 トンネル工事現場の真上にある住宅街の道路が陥没。 そこにあったのはトンネルを掘ると 静岡県の水が失われる可能性があるのです。 この水の問題が解決していないため川勝知事は 工事に「待った」をかけているんです。 静岡県民も水への思いは強いようで…。 しかし 静岡県では今も 工事に強い逆風が吹いています。 そんなね 静岡県民といえば先頭に立っているのが この人。 静岡県の川勝知事ですよね。
向かって右側が山梨県左側が静岡県。 こう 斜めになってるので静岡県が求めているのはトンネル工事で湧き出た水を工事期間中も含めて全て大井川に戻す事。 この時 トンネルを上から掘るかそれとも 下から掘るかの選択が静岡県の水 500万トンの行方を左右するんです。 JR東海は 開通すれば山梨県側へ流れ出た水はポンプアップして大井川に戻す事ができるという話はあるんです。 押さえておきたいのは今のところ静岡県が納得するような工事期間中の水を全て戻す方法がないという事。