ウクライナのゼレンスキー大統領はどちらの側につくのか国として決めてほしいとハンガリーに言ったんですがハンガリーの首相の報道官は8日ウクライナへの武器供与をしないと。 セルビアのブチッチ大統領ハンガリーのオルバーン首相ロシアとの付き合いは変わらずに行っていく。 あえて、親ロシア路線をとっていこうとしている2つの国揺れるセルビア、ハンガリーに私たちは注目をしました。 フォンデアライエンヨーロッパ委員長はゼレンスキー大統領と会談しウクライナのEU加盟に向けた書類を手渡した。
そんなセルビアなんですが今回のロシアのウクライナ侵攻のあとも親ロシアを貫いているということなんですね。 ですから、先月の4日首都ベオグラードではウクライナ侵攻に対してロシアを支持してNATOに抗議するデモも起きたというそんな国がセルビアという国なんですね。 先ほど、セルビアの大統領が当選した時にロシアのプーチン大統領が兄弟のような国という言い方をしていたのは、ここにその理由があるんですね。 増田セルビアで今月3日大統領選挙が行われました。
スロベニア語とクロアチア語とセルビア語とマケドニア語を話す人たちがいたというわけです。 スロベニア人、クロアチア人セルビア人モンテネグロ人、マケドニア人と1つの国家の中に5つの民族が存在するのがユーゴスラビアだと。 スロバキア、クロアチアボスニア・ヘルツェゴビナセルビア、モンテネグロマケドニアがあってこの共和国で1つの国家を形成していたのがユーゴスラビアだったということなんです。
91年、スロベニア92年から95年でクロアチア、そしてマケドニアボスニア・ヘルツェゴビナモンテネグロセルビアという形でそれぞれの国が独立していくという経緯をたどっています。 これはボスニア・ヘルツェゴビナのスレブレニツァという街で、セルビア系の勢力によってイスラム系の住民の虐殺が発生しました。 池上ボスニア・ヘルツェゴビナが独立しようとした時に今のセルビア系の武装勢力という話がありましたがつまり、こちらはセルビア本国からボスニア・ヘルツェゴビナのセルビア系の武装勢力に支援をしていたんです。
これはコソボに住むアルバニア系の住民がセルビアから独立を求める声が強くなったんですね。 コソボ紛争ではNATOはアルバニア系住民を支持したんですね。 セルビア人によるアルバニア系住民への虐殺などが発生してきましたのでNATO軍が軍事介入をしてセルビアを空爆することがありました。 アメリカの後ろ盾を受けてコソボはロシアはセルビア側を支持していますからこれを承認はしていないことになります。
現職で与党フィデスのオルバーン首相は4期目続投をかけ野党連合のマルキザイ氏と激突した。 ハンガリーでは3日与党フィデスと野党連合による総選挙が行われ親ロシア的な政策をとる現職のオルバーン首相の勝利に終わった。 ウクライナ情勢を巡り分断するハンガリー国民。 増田ユリヤが取材したのはハンガリー独立系メディアテレックスの編集長ドゥル氏。
VTRでも紹介しましたがオルバーン首相は就任以来、メディア統制を非常に強めてきました。 アメリカのメディアによりますとテレビ、ラジオ、新聞などハンガリーのメディアの90%ぐらいは与党の影響下にあると推定されています。