奥さまは魔女 #97「女王様と社長様」

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あなた私がビクトリア女王にお仕えしたことあるの知らなかった?あらほんと?初めて聞きましたわ。 あなたがチベットの魔女学校でピコピコやってた頃。 女王陛下。 そちは何者じゃ?あの…侍女クララの姪でございます。 マッキンレー大統領を訪問する支度をすみやかにしやれ。 待ちやれ!何か?女王に対して背を向けるとは何事じゃ。 それで?そのスティーブンスはいつ帰ってくるんだ?ああ今朝家に電話しましたら…。 北部一帯が猛烈な寒波に震え上がっているのにカリフォルニア南部では30℃近い異常高温に見舞われています。

若者たちは波乗りにうち興じ太陽の光を求めていたるところビキニスタイルのお嬢さんが闊歩しています。 こはいかになんたるハレンチなセックスアピール!あ~あ〜!ああ~!直接頼みたくてね。 女王陛下がお茶をご所望です。 女王陛下?あの…。 女王陛下と呼んでますの。 どうせ頭が変になるなら尊敬する女王陛下に紹介していただけませんかな?あの…女王陛下。 ヘヘ…今の聞いたかい?グラッドストーン公を思い出します。 グラッドストーンみたいな大物になりたいと思ってるところですよ。

さて!腹を割って二大首脳会談といこうじゃないか。 イギリスの女王を差し置いて自ら座るとは紳士の風上にもおけん。 あぁ~黙れ!黙れなどと言う権利はあなたにはない!ここはダーリン・スティーブンスの家だ!そんなこと言えるのは彼だけのはず!ダーリンの代理やってもいいか?あの…どうぞはいご遠慮なく。 あの女王陛下心からお詫び申し上げます。 あなたは女王のように厳しく会社を切り回してます。 でもあなたは女王じゃなくて取るに足りない暴君じゃないかしら。