ある夜のこと夢の中に大日如来様が現れました。 その若者と夫婦になるがよい。 娘は1人の若者に出会いました。 若者は1枝打っては2枝を取り大日如来様のお告げの話をしました。 若者は娘を家に連れて帰り年老いた父親に引き合わせました。 それでも若者と娘は毎日毎日少しずつ畑を耕していきました。 だんぶりは尾を若者の唇にチョンチョンと当てまた飛び立って行きます。 大日如来様のおっしゃられていたのはこのことだったのか。 幸せを運んでくれた大日如来様のだんぶり。 若者は恐るおそる料理を口にして…。
法事の帰り和尚さんのお供をして一休さんと珍念さんが町を歩いていると…。 申し訳ありませんご隠居さん。 またご隠居さんガミガミ怒鳴り散らして。 このご隠居さんを一休さんも珍念さんもよく思っていませんでした。 ご隠居さんが碁を打ちにくると決まって夜遅くまで帰らず…。 何か食べるものもな!一休さんは偉そうな大人が好きではありません。 一休さんなんとかならないの?ご隠居さんが来るといつも寝不足だよ。 ご隠居さんを来られないようにしておくれよ。 ワハハハハハ…これだ!次の日ご隠居さんがやってきました。