奥さまは魔女 #105「サマンサ女王となる」

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当市に住むダーリン・スティーブンスさんは今日義理の母の訪問を受ける予定です。 ティチェバさ。 ほんと?ティチェって誰?ティチェバよ。 こんなボロ家にかい?そんなに大変なことならそのティチェバに来ないでくれって言えばいいじゃないか。 ティチェバには誰も逆らうことはできないのよ。 魔女の女王か何かかい?立ちなさい。 私があとを?明日の夜世界から代表者を招いてあなたの戴冠式をします。 私のかわいい娘が魔女の女王に。 あの女王さま何という光栄でございましょう。

下等動物とつきあっているもんですから他の魔女にはダーリンみたいな人がいないから最高の名誉かもしれないけど私には…。 いいねぇドアマットに変える手間が省けて大助かりだ。 どうせ僕のことなんかドアマットくらいにしか思ってないんだろ。 女王のお仕事はすべて夜の12時以後にすればいいでしょ。 私のあとに続いて宣誓を繰り返し私サマンサはここに厳粛に女王に即位し務めに励みます。 誰だ?おい誰だ?サマンサ女王に御用があります。 というわけで仲間を代表しまして女王さまにお願いに参りました。

何がです?今カラスが…ここを飛んでいかなかったか?カラスが?きっとただのカラスでしょう。 だってそう言ったでしょ真夜中の12時前は絶対にダメだって。 あれ?夜の12時だっけ?サム何してんだ早くカラスを追い出せ。 カラスが時間を勘違いしてたのよ。 わしの目に絶対間違いない。 えっ契約?冗談じゃない!あぁっ!おいみんな時間を間違えちゃったんだよ。 サマンサすぐに退位しろ。 なんですって!?女王なんかやめろ!無茶言わないでよ宣誓したばかりなのに。 1年は絶対帰ってやらないからな。