キサマら野蛮人には教えたくはないがここにおられるチョルチュパンオサイ・ウォンジョン将軍だ。 言え!私はハムシンジンの将軍チョ・スクチャンだ!降伏するのだ…蒙古軍には到底勝てない。 目の前で死んだムン郎将に恥ずかしいとは思わぬか?弓だ!前にいる捕虜を下げ攻撃態勢に入るぞ!投石部隊は前に出ろ!おいよく聞きやがれ!愚かなコリョ人め!どうだ思い知ったか!ハハハ!全員持ち場を守るのだ!弓兵は弩弓を準備しろ!キム・ジュン!そなたらは右翼を守れ!どうにも西門が不安だ。
チョルチュソンには助けてくれる城がない。 期待はできぬがケギョンからの援軍を待つかピョンブはどうなっておるのだ?徴兵は進んでいるか。 今チョルチュソンは戦のさなかにありキジュソンも包囲されている。 それなら何をしておる!?対岸の火事でも見物してるつもりか?そなたはピョンブや将軍を急きたて今すぐ城に援軍を送るべきであろう!至急伝令を飛ばし兵士を集めているのです。 いったい地方のアンチャルサは何をしておる?今回敵軍と戦うサムグンの副総帥はこの私に決まりました。 チョルチュソンは今一刻を争う状況です。
どうだ蒙古軍について何かわかったか?はい。 10日戦ってもこの城を落とせぬなど蒙古軍が想像したでしょうか?ハッハッハッハ!そのとおりだ。 閤下の護衛は城を守ることと同じだとイ・ゴンジュが言っただろう!もういいから下がってろ。 まだ強情を張るつもりか?今大将軍がダメだとおっしゃったではないか。 蒙古が攻めてきてすでにひと月近くなるのにいまだにサムグンも編制できずもたもたしているではないか。 キムピョルガムは実に聡明で知恵のあるお方でございます。