大帝国を築いた蒙古がコリョを侵略するなか武臣政権を継いだチェ・ウの信任を得て側近として活躍するキム・ジュン時代に翻弄されながらもキム・ジュンへの愛を追い求めるそしてテグで出会った突然何をおっしゃるのです閤下。 カンドを発ったサムビョルチョとケギョンの兵が力を合わせて奇襲を仕掛け勝利をおさめた。 今チョルラドでは反乱が多発しているのに更に蒙古軍まで来るとは心配だ。 我らがサムビョルチョが各地で勝利を収めているとは嬉しい。 さすがは一騎当千のサムビョルチョだ。
よって別動隊に続き南下するにはここチュクチュソンを必ずや落としていかなければならぬ。 全軍戦闘の準備だ！全軍戦闘の準備に入れ！投石機を配置しろ！騎兵と弓兵は待機！まずは投石機を配置しろ！私は誰よりも蒙古の戦術を熟知している。 いけ！なに！？なんたること！いったい何が起こったというのだ！？チュクチュソンの城主は何者なのだ？これは投石機を隠し持っていたということか！ソン・ムンジュという者です。
こちらにまいる前に太子妃殿下がご懐妊されたと伺いました。 太子妃殿下がご懐妊だと。 そのうえキム・ジュンスンジまでそばに。 側室のアンシム様のことだが閤下のご命令でテグまで伝令を送り家族を呼び寄せようとしたよな。 キム・ジュンスンジを殺すと言ったの？さようです。 もうこうなってはキムスンジの力でテグでアンシム様と何かあったというのは確かなことのようです。 もし発覚すればキムスンジは不忠の罪で重罪に処されます。 それに旦那様もともにキム・ジュンスンジを消そうとしている。
太子妃殿下のご懐妊もあり私には祝いごとが続き嬉しいかぎりです。 太子妃殿下はそなたとも近しい親戚だ。 朝廷ももちろん大事だが大蔵経は大事業だ。 ペクチェだと！？コリョの王を生み出したこのナジュで反乱軍に同調するなど許されぬ！そなたらは皆死んでも消えぬ罪を負う。 ヨンジルよ本当にキム・ギョンソンが来たのか？はい兄上。 キム・ギョンソンといえばキジュソン。 決してキム・ギョンソンに傷を負わせてはいけません。 まずはナジュソンを包囲して説得を試みることにしよう。