大帝国を築いた蒙古がコリョを侵略するなか武臣政権を継いだチェ・ウの信任を得て側近として活躍するキム・ジュン世界最強と謳われた蒙古軍を相手にコリョは民族を挙げて徹底抗戦を繰り広げる時代に翻弄されながらもキム・ジュンへの愛を追い求めるそしてテグで出会った2人のご子息を見てこい…。 死刑に処するだと!?黙れ!誰に向かって言っておる!?私はコソンのヒョルリョンだ。 お前は何者だ!?キム・ジュンピョルチャンだ。
父上私は息子のイム・ヨンです。 食い物だと?山に食い物があるのか?ヤマブドウやサルナシの実山菜を探したり今はどこに行ってもコリョはこのような状況です。 キム・ミが?もちろん奥様のご子息オ・スンジョク将軍も多くの官僚から推薦されているようなのですがそれよりもキム・ミ様が優勢のようでございます。 なのに都房の官僚たちは後継者を望みながら誰一人として息子たちの名前を挙げなかったであろう?我々はキム・ミ様を支持している武人です。
彼はキム・ヤクソンの息子であり太子妃の弟であるからな。 後継者選びは閤下にとって何よりも重要なこと。 そんな…なんとか手は尽くせないのか?あらゆる薬を煎じて差し上げていますが太子妃殿下はお体がすでに薬を受けつけません。 そういえばそなたの弟が都房の後継者に推薦されたそうだ。 それでご用件は何でしょうか?そのうえ閤下には他に息子がおりません。 政をわかっていない!キム・ヤクソンピョルガムはなぜ死んだと思いますか?政を知らなかったからです。 後継者になったからといってすぐに政をするわけではありません。
和尚様ムサンです。 それなのにヤツらは徒党を組み後継者がキム・ミでなければ納得できないと私を脅迫しているのだ。 今日中に全員捕らえて川に沈めろ。 それからキム・ギョンソンとキム・ミを呼んで来てくれ。 今日中にキム・ミを遠方の寺へ送り出家させるのだ。 ハハハハ!どうだ?うん?サマになっているか?はい萬宗様。 ま…萬宗様?うん…アハハハハハハ!ハハハハハ!ゴホン…ああその響き久しぶりだ。 この萬宗様に頭を丸めろって。