ドラマブレイク 武神 #55「蒙古の注文」

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武人が富と権力を握っていた13世紀中期そして60年も国家を統治したチェ氏武臣政権を覆しお祝い申し上げます閤下。 イ・ジャンヨン様はいつも旦那様を助けてくださいます。 閤下に酌をしようとする者が大行列です。 だからってそんなに泣くことはないでしょう?だって閤下を初めて見たのは奴婢でさ…ウォラと一緒に引っ張られてきたときだったろ?あの頃は右も左もわからないような田舎者にしか見えなかったけどそんなキム・ジュンが閤下になったんだよ閤下に。

陛下!陛下何をなさるのですか?発つ前に…そなたに頭を下げておきたい。 これはコリョのすべての民とご先祖様に捧げる謝罪の土下座だ。 それでご用件は何ですか?まもなく私は王様と蒙古に出発する。 蒙古に行く前に信用できるそなたに国を託したい。 なぜ急に心変わりを?王様はこれ以上蒙古行きに反対すれば命を絶つとおっしゃった。 蒙古にひざまずいた瞬間にコリョに待ち受けるものは何か。 檀君以来王が外国勢力に初めて膝を屈した恥辱の瞬間だ。 それはコリョが正式に蒙古の属国になったことを天下に知らしめる出来事だった。

いいやコリョの国王には太子として来たときに会っている。 必要以上に刺激したり冷遇したりする必要はないかと。 命ごいに来るのにこれ以上足蹴にする必要はない。 そのためにはコリョの力がどうしても必要だ。 うん何だ?サムビョルチョの者たちにだけ分けるのではなくパク・ソンビ様やイ・ゴンジュ大将軍にも頼みます。 キム・ジュンまで多くの者のように現実に妥協すればよく来たなコリョの国王よ。 東方の小国にこのようなご厚遇をいただきコリョの王として恐悦至極に存じます。

いったい陛下は蒙古へ行って何の成果を得たのです!?イ・ジャンヨン殿!あなたも責任を感じてください。 陛下の入朝を誰よりも主張したのはあなたです!我が国の兵で日本を征服し我が国の兵で南宋を征服させようとしているのだぞ!黙られよ!卑怯で意気地のない文臣どもめ!蒙古への入朝は間違いだった。 軍部の動向はどうなっている?キム・ジュンに従う武将たちが蒙古に突きつけられた要求に対し不満の声をあげているそうです。