つまり息子さんのマスターベーションにあなたが嫌悪感を抱いている。 それでこの納屋の物を整理して作業場にしたいって言うもんですから…。 便利屋って…頼んだらなんでもやってくれるんですか?私北村と申します。 多田便利軒の多田です。 でどういうご用件で?僕実は今度結婚するんです。 で結婚する前に自分の過去をすっきり整理させようかなと。 ナポリタン頼んでもいい?ああどうぞ。 ナポリタン一丁大盛りで。 過去の整理ってつまり女性関係ですか?いえそうじゃないんです。
それが木村さんちだったんだね。 そう!で木村さんちのことが気になってそれであの家の前をウロウロしてたんです。 何をです?ですから木村さんちのこといろいろ。 ただ木村さんちも幸せなのかなみたいな。 いいですか?俺たち便利屋は人様の家に上がり込んで仕事をします。 何の話?木村さんちと北村さんちの話だよ。 木村さんちのほうは何も知らないんだろ。 あの北村君が余計なことしてもめたりしたらどうすんだ。 お前責任持てんのか?それ北村君の責任でしょ。 行天休憩終わり。 なんだよ?便利屋!何の用だよ!?俺忙しいんだよ。
便利屋に便利に使われてよ…。 木村大輔っていうんだけど。 うん?なにどうしたの?この野郎お前何年か前にな兄貴の女に手出して一緒に逃げたガキだ。 よう便利屋。 どうした?またプロレスごっこか?うん…横浜文化体育館。 えっ?木村大輔の居所。 えっじゃあなんで俺横浜行ったの?知らねえよ。 木村さんちの息子見つかったか?木村さんって?何これ?木村さんちの納屋にあった。 あの…木村大輔さんですよね?うわっ!なんで逃げんの?だよね。 アンタの親木村さんだろ?心配してるぞ。